【よじゅえもんのチーズ工房】

昔からのチーズ好き、からチーズづくりへ

奥様とのデートのときにチーズを持参していくほどのチーズ好きだった御主人の博さん。
　
何気なく誘われた「チーズづくり勉強会」に参加し、その日の夜に早速教わった通りにチ
ーズを作ってみると、なんと自分でも驚くほどの出来栄えのチーズが完成。

それを、いすみでは老舗のチーズ職人の駒形さん（フロマージュKOMAGATA）にお見せしたところ、「１回でこれだけのチーズを作れるなんて素晴らしい」と、お褒めの言葉を頂いたそうです。
その後、駒形さん、五十川ご夫妻（チーズ工房IKAGAWA）、長生のチーズ職人柴田さんに教わりながら、作れるチーズの種類を増やしていきました。

新たな可能性に夢を託して

酪農家としてもご活躍の関さんですが、それだけでは経営が苦しくなる時もあったそうです。 　 そんなとき、作り方を覚えたチーズたちの工房を建てるかどうか迷っていたとき、奥様の道子さんはある晩、夢を見たそうです。 　 「夢の中で汽笛の音が聞こえたの。きっと工房を建てるOK のサインだったと思うの」。 　 2010年7月、夢に背中を押されるかたちで、新たな希望がたくさん詰まったチーズ工房は誕生したのです。

こどもたちから大人まで幅広く愛されるチーズ

		関さんがつくるチーズはお子様にも大人気。 学校帰りに宿題をするといって工房のテーブルでチーズを食べながら勉強をする小学生もいるくらい。 　 関さんのチーズはくせがなくて優しい味わい。 特にこどもたちにはさけるチーズ（ストリングチーズ）が人気だとか。　 その他にもカチョカバロという吊るして熟成させるタイプのチーズや生チーズ、モッツァレラチーズも作っています。どれも酪農家のこだわりが詰まった美味しいチーズです。 　 チーズのカラフルなラベルに注目してみてください。実はお孫さんが書いてくれた絵をそのままラベルにしているそうです。ミルクの精がどこかに隠れているので見つけてみてくださいね。 　 実はチーズ工房の構想の前にお孫さんが工房の絵を描いて、たまたまその屋根の色が赤色だったので、実際の工房の屋根の色も赤色にしたのだそうです。ほのぼのエピソードですね。 　 温かいお人柄の関さんご夫妻、家族や地域の人に愛されて営む「チーズ工房よじゅえもん」 を是非訪ねてみてください。
関博・道子さんご夫婦

よじゅえもんのチーズ工房
住所：千葉県いすみ市松丸111-1
TEL：0470-86-3021（ご来店の際にお電話いただけると助かります）
営業時間：13:00〜17:00
定休日：不定休
HP:http://milkfairy2525.blog115.fc2.com/
E-mail：yojuemon@beige.ocn.ne.jp

＜チーズ取り扱い店＞※工房にて直売もしております。
・味まんてんの園（いすみ市能実）
・ふれあいショップ源氏（いすみ市苅谷）
・国吉駅（いすみ鉄道）
・わくわく広場（大多喜町横山）
・東京・千代田区有楽町　東京交通会館１階「むらからまちから館」