イベント案内癒し・パワスポめぐり自分生活@いすみスタッフオススメ  得  情報
いすみつけむすびISUMIX Lifeいすみ暮らしお役立ち情報
自分生活@いすみ
+
+
+
+
+
+
+
+
+
+
+
+
+
+
+
+
+
+
+
+
+
+
まきべ〜のおでかけ日記
いすみライフマーケット
NPO法人 いすみライフスタイル研究所

自分生活@いすみ

第11回
いすみ生活座談会2 絵本読み聞かせママの子育てエンジョイライフ

座談会開催日:2013年1月24日(木)、4月23日(火) 
司会・文:江崎亮 写真:岡田美保、金澤修子、江崎亮
---

+座談会出席者(五十音順)

遠藤真梨さん(1回目のみ)
久我万里子さん
田熊理恵子さん(2回目のみ)
山辺文恵さん

---

座談会風景

今回は、子育てを楽しみながらやっていこうと、「よむよむ」、「わっくわっく」、「絵本 de Cafe」という会で意欲的に活動をされているママさんたちをご紹介します。

小さい頃から絵本の読み聞かせをするのは、親と子の触れ合う時間のひとつの方法としていいということで、日本各地でこうした取り組みが広がってきているようです。ここいすみ市内にもいくつか読み聞かせの会があります。
その中で、岬町の児童館で毎月第1木曜日に行われている会、「よむよむ」に参加しているママたちが、「ちまちマ」用にイベントを企画、参加してくれるようになりました。

---

はじまりは「絵本の読み聞かせ」

2012年11月の「ちまちマ」でのイベントの好評を受けて、今年1月に座談会を開いたのですが、こちらの都合で掲載が遅れ、そうこうしている間にママたちの活動はどんどん活発化。
2月にも「ちまちマ」で読み聞かせイベント、3月には同じく「ちまちマ」で音楽イベント「ひなまつり のりのりライブ 踊れる♪こどものうた」、5月、6月にもイベントの企画を進められています。
そうした中、4月に再度取材をさせていただき、今回の記事となりました。

座談会には3人のママさんたちにお出でいただき、記事の最後の方で、当日欠席された川岸さん、4月の追加取材の時においでいただいた「絵本 de Cafe」メンバー田熊さんをご紹介します。

遠藤さん久我さん  +遠藤真梨さん(左)
遠藤さんは、埼玉の秩父出身、2人のお子さんがいらっしゃいます。
結婚後は、茂原市に住んでらっしゃいます。遠藤さんは、5年間睦沢町で幼稚園の先生をしていたこともあり、子どもと楽しく過ごすことが大好きです。
+久我万里子さん(右)
久我さんは、生まれも育ちも一宮町東浪見で、結婚してからいすみ市岬町にやってきた、2人のお子さんを持つママさんです。
久我さんは、英語と日本語をミックスして感受性豊かな子どもを育てる幼児教室「Labo Party(ラボ・パーティ)」の活動もされている活動的なママさんです。
+山辺文恵さん

山辺さんは生まれも育ちも岐阜、「まきべ〜手ぬぐい」など「いすみ手ぬぐい」の作者です。ご主人の義大さんは、「ちまちマ」でボサノヴァのギター弾き語りをしたり、「ふさふさ本舗」でドラムを担当されています。
ご主人のお父さんが岬町に別荘をお持ちだったため、結婚前から岐阜といすみを行ったり来たりしていたそうです。結婚後、ご両親を呼んで、岬町で2人のお子さんを育てています。

 山辺さん

---

「ちまちマ」を活用して新しい試みへ

岬の児童館で行われている「よむよむ」は、赤ちゃんから参加でき、子ども達の年齢層も幅広いそうです。また、大原や一宮からの参加もあるため、人数も多く、ママ同士もつながりやすく、話しやすいとか。
「よむよむ」に参加して、絵本がいいな〜っと思って、少しでも家で読み聞かせをやってみようと思ってもらえたりしています。会に参加することで、自分達も楽しいし、別の人のアイデアももらったりといい刺激になるそうです。

そこで出会ったママたち、岬児童館での会も楽しいものなのですが、雰囲気のいい千町保育所跡地でマーケットのようなものも兼ねた企画をやりたいと、昨年11月、「ライフマーケット in ちまち」でのイベント開催となりました。
これを主催したのが、山辺さん。そして、遠藤さん、川岸さん、久我さんがゲストで参加しました。

読み聞かせや劇、川岸さんのフルート演奏、飲み物やパンの販売なども行われ、子ども達も大喜びでした。

2012年11月ちまちマ1  2012年11月ちまちマ2

実際にやってみると、児童館では見ない人が参加してくれたり、市原、大網など遠くから足を運んでくれた人もいました。大網からの人は、「どんぐりぼうし」の絵本が好きということで、わざわざいらしたそうです。

また、「アンパンマン」のパンを販売したりしたことで、読み聞かせとは関係のない人も立ち寄ってくれたということで、いつもの「よむよむ」よりも、さらに年齢も幅広く集まったということです。
平日ではなく、日曜日開催だったのも、よかったのかもしれませんね。

2012年11月ちまちマ3  2012年11月ちまちマ4
---

「よむよむ」から「わっくわっく」へ

12月の「ちまちマ」での成功から、ママたちのアイデアは広がります。
子育てを通じて見つけた面白いことを企画にしていく。絵本の読み聞かせだけでなくいくつもの企画があって、その中から選べるものがあるといいね、など。

2013年2月ちまちマ1  2013年2月ちまちマ2

そんな中、「わっくわっく」として、「ちまちマ」での2月の読み聞かせイベント(季節の野菜シリーズ「大根」)を開催、小道具などがさらに充実し、さらに盛り上がりを見せました。

「よむよむ」が絵本の読み聞かせの会であるのに対して、「わっくわっく」はそれ以外の要素を盛り込んだイベントを行う会という役割分担です。この会の主宰は山辺さん。千町保育所跡地を主な本拠地にしながら、活動を広げていきたいとお考えです。

2013年2月ちまちマ3  2013年2月ちまちマ4

3月の「ちまちマ」では、山辺さんのご主人が参加されているバンド「ふさふさ本舗」の、親子で楽しめるロックライブも行い、子ども達の歓声が会場に響き渡りました。

2013年3月ちまちマ1  2013年3月ちまちマ2

5月26日には一宮にある「たまあーと創作工房」でおとなの絵の具遊びのイベント、6月、7月には「ちまちマ」に再登場。ダンボールで靴を作るワークショップ「くつつくりカフェ」を行う予定です。

「自分が動くといろんなことが見えてきて、ママさんたちを巻き込んでいろんなことができそうな気がする。まだ参加したことがない人や興味がありそうな人にも声をかけて、『子育てを楽しむ』つながりをもっと広げていきたい」と山辺さんはおっしゃいます。

「絵本 de Cafe」も始動

山辺さんの「わっくわっく」と並行して、久我さんはコアメンバーのひとりとして「絵本 de Cafe」を、1月から立ち上げました。
親子でスイーツなどを食べながら絵本の読み聞かせと手遊びをする会で、大原文化センターで行われています。
この文化センターは、新刊の絵本が入ることと、調理室があり、そこでお菓子を作ったり食べたりできることから、会場に選ばれています。
参加費用は、親子で800円。6月からは毎月第1火曜日に開催される予定です。

田熊さん  2013年4月の座談会

この会では、4月の追加取材の時にいらした田熊理恵子さんも「絵本 de Cafe」のコアメンバーです。御宿で美味しいと評判の洋菓子店で働いている田熊さんは、お菓子づくりを担当しています。

ママたちも楽しみながら、親子で一緒にスイーツづくりなども楽しめる会として、注目です。

このように活発に活動しているママさんたちですが、「よむよむ」から飛び出し、「わっくわっく」と「絵本 de Cafe」に分裂したのではありまあせん。活動テーマに即して会の代表を便宜的に分かれただけ。その上で、4人のママさんたちはお互いにそれぞれの会に参加し、役割分担をしてお手伝いをし合いながら、活発に活動をしています。

ママさん関係図

0歳児の時から、子どもだけでなくお母さんにも絵本に馴染んでもらえるといいな、とママさんたち。
自分の子にトイレトレーニングに関する内容の絵本を読み聞かせているうちに、トイレトレーニングのきっかけ作りになる時もあります。単に「文字」が読めるようになるというだけでなく、新しい文化、異文化との出会いにもなり、創造力もつく、と、「読み聞かせ」を核にした活動に余念がありません。

遠藤さんは、同世代にこだわらず世代をまたいだ活動をができればいいとおっしゃいます。

久我さんは、市内にこだわらない「子育て懇親会」のようなことをやっていきたい、子どもにチャンスをあげたいと言います。

山辺さんは、子育て中だからこそ、この地域で出会った興味深い事を色んな面から企画して、他のママさんたちと共に育っていきたいと言います。

「わっくわっく」「絵本 de Cafe」
「よむよむ」を核にした、自分達も楽しみながら子育てをするママたちの活動が楽しみです。
興味のある方は、参加してみてはいかがでしょう。

川岸智子さん  +川岸智子さん(座談会欠席のためコメントをいただきました。)

旧夷隅町出身。現在いすみ市岬町に在住。生まれてからずっと『いすみ』の住民。
子どもは2人。年に一回、福島のハワイアンズに行くのが楽しみ。
特技:空手、フルート。
趣味:洋服作り。フラダンス。

「よむよむ」は、大人と子どもが一緒に『絵本』という国の住人になれる時間です。
参加のきっかけは、よむよむメンバーだった方に声をかけてもらったこと。最初はフルートの演奏者として参加してましたが、少しずつ絵本を読んだり手遊びや楽器あそびをやらせてもらうようになり、今では「よむよむ」が一番の楽しみです。

いすみは自然がいっぱいのところ。私の実家の目の前は田んぼと山と畑。近くには牧場があって、自然があるのが普通だったので、その中で育つことが出来たのが自慢です。

これからも今までと同じく児童館での活動、ちまちまでの不定期ではあるけど活動を続けていきたいと思います。また以前、子育て支援センターでよむよむをやらせていただいてたので、支援センターや保育園で活動が出来たらと思っています。

Copyright (C) NPOいすみライフスタイル研究所 all rights reserved.