いすみの人は、あったかくてフレンドリー
司会:
次に、いすみに対する不満や良さ、地元の人の印象など、ありましたら、お聞かせください。
一同:
過剰な期待を持たずに来ているので、不満は特にないです。
敢えて言えば、物件が少ないことでしょうか。
深江:
いろいろなイベントがあって、人とのつながりができるのがありがたいですね。
移住してきても、孤独というのを感じる暇がありません。
東京だけでなく、同じ田舎の那須でも、そういうつながりを持てる機会に恵まれず、とても孤独で、休日は引きこもりの生活でした。
田中:
あまり深く考えないで引っ越してきたのですが、地域に入りこんだら、それはそれで何とかなる、ということがわかりました。
移住者だから「のけ者」という経験はないです。
このあいだ、大原商店街で一人で飲んでいたら、居合わせた地元の人と意気投合しました。その人は普通に標準語を話されていたので、都会生活の経験がある方だったかとは思いますが。
いすみの良さを、なかなか言葉に表すことができませんが、とにかく、「いすみに来て、住んでみる!」といいと思います
大塚:
人があったかくて、フレンドリーなのに驚きました。
また、都会に近いのに、里山があり、川があり、海がありと、自然のスケールがこじんまりしていないのもいいです。
買い物は、東京にいた頃からネットショッピングもよく利用していたので、今更不便を感じないですね。
農家の直売所が多いのもうれしい。
田中:
食材が安くて、都内に比べると信じられない。
野村:
確かに、暮らしやすいです。
大塚:
それと、官民連携で「暮らしサロン」をやってくれているのは、意義が大きいと思いました。
とりあえず、そこに行けば地元の情報を何かしら得ることができるというのは、外から見るとありがたいです。
外からやってくるのに、ハードルが下がる感じがします。
一同:
でも、いすみの人が優しいと言っても、やはり引っ越してくる人の側にも地元の人とコミュニケーション取るぞという覚悟は必要かもしれませんね。 |