「のり流」海辺のライフスタイル
のりさんが岬町に移住してきたのは11年前。
20才からはじめたサーフィン好きが高じて、「海の近くに住みたい」と千葉県八千代市から移住しました。
いすみを選んだ理由は、「海だけではなく、山も川もあって自然が豊かなところ。人々が素朴で感じがよかった」から。
最初は賃貸で海の近くに住んでいたそうですが、180坪の現在の土地を手に入れ、自分の思い通りの家を作ることになりました。
移住の前の職業は、理容師、飲食店経営、ハワイアンジュエリーショップ経営など。
小さい頃から冒険好きで、気になったものならなんでもやってみたかったとか。
現在では、雑貨輸入販売、内装請負、サーフィンショップ、宿泊運転付ガイド、マーケットなどへの出店、整体の仕事、日雇い労働などの現金収入を得ながら、家作りとサーフィン中心の生活を送っています。
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(写真は九十九里ドライブインで扱っている輸入雑貨と、内装を手掛けた上総一ノ宮駅前のカフェ) |
家を作りはじめたきっかけは、「自分が住みたいと思う家がなかったから」という単純な理由。
もともとモノ作りは好きで、自分のお店の内装などは手がけていたようですが、岬町で家探しをしていた時に、タッチの差で手に入れ損ねた物件があり、それを超えるには「自分で作るしかない」と決心したようです。
「大工に弟子入りしたわけでも、建築の勉強をしたわけでもないのに、一人で作るのは大変だったのでは?」と聞くと、「ホームセンターで聞いたりしながら手探りで作った。基礎や電気工事などはプロに来てもらって一緒にやりながら覚えた」とのこと。
頼りにしたのは「日曜大工でわが家を建てた」という本1冊。
仲間や知り合いの大工さんの協力を得て、ここまでたどり着きました。 |