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まきべ〜のおでかけ日記
いすみライフマーケット
NPO法人 いすみライフスタイル研究所

自分生活@いすみ

第10回
いすみ生活座談会1 ヒーラー・ママの癒しライフ

座談会開催日:2012年12月25日(火) 司会・文:江崎亮 写真:金澤修子、江崎亮
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+座談会出席者 「いすみ癒し隊」のママさんたち(インタビュー順)

Angel*Garden(矢野智子さん)
きせきのかけら(北奥由香さん)
あくあえんじぇる(中村清美さん)
ブルー・ウイング(田辺紀子さん)

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座談会風景

「自分生活@いすみ」座談会シリーズ、今回は、当NPOのイベントとしてお馴染みの「プチ癒しフェスタ」のコアメンバー4人のママさんたちに集まっていただきました。
「いすみライフマーケット in ちまち」にも毎回のように出店されているので、彼女たちの姿を見かけた人も多いことと思います。

「ヒーリング」や「セラピー」というと、女性週刊誌や女性雑誌などで、お馴染みの方も多いかと思います。
ただ、いすみでは、まだまだ知らなかったり、抵抗を感じる人も多いかもしれないということで、地元をターゲットにしたイベント「ちまちマ」では、「占い」とか「癒し」といったお年寄りにも聞き慣れた言葉も使いながら紹介してきました。

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ヒーラー・ママさん活動開始

まず、「プチ癒しフェスタ」ですが、「自分生活@いすみ」で以前ご紹介した太田美千代さんが、近所でヒーリングをはじめたママさんたちに呼びかけて実現したイベントです。
その中で積極的に参加されているのが、今回ご紹介する4人のママさんたちです。

「プチ癒しフェスタ」からはじまって、「夢マップづくり」、「ちまちマ」への出店・ワークショップなど、子育て中にもかかわらず、時間の許す範囲で活動をはじめています。

記事の中で、カタカナ言葉がいっぱい出てきてわからないという方もいらっしゃるかもしれませんが、そういう方は、ぜひ「ちまちマ」などのイベントにおいでいただき、彼女たちにどういうものなのかを直接聞いてみてはいかがでしょう。

矢野智子さん  +「Angel*Garden」矢野智子さん

矢野さんは、「ちまちマ」では、講堂の会場でパステルアートを出店されています。

パステルアートは、ハードパステルという画材を使って、いい感じでかわいい絵を描いていくことで心を癒し、あたたかさ、明るさ、やさしさを取り戻すものだそうです。また、「プチ癒しフェスタ」では「数秘&カラー」と「耳つぼセラピー(パワーピアス・セラピー)」をされています。

「Angel*Garden」の由来は、もともと天使が好きだったのと、「目に見えない存在」(フェアリー、etc.…)の集まってこれるような庭にしたいと願い、つけたそうです。

+「きせきのかけら」北奥由香さん

北奥さんは、TCカラーセラピーというものをされています。「TC」とは「トゥルーカラーズ」の略で、心理学に基づくカラーセラピーのひとつです。
14本のカラーボトルの色を使って、今の自分の悩みや本質についての答えを、潜在意識(自分の奥にある意識)に聞くセラピーだそうです。

地球のある位置は奇跡、生まれてくる確率も奇跡、この瞬間に出会える人も奇跡で…、そこから起こる出来事や苦しいなかから見つけた幸せや何かに気づいた時。そんな「きせきのかけら」が見つかるとほんのりハートが温かくなり、笑顔になれる瞬間があります。
みんな出会う人と、そんな「かけら」をつなげて、ちいさなものがあつまり、おおきな和になったらいいなと思い「きせきのかけら」という名前になったそうです。

 北奥由香さん
中村清美さん  +「あくあえんじぇる」中村清美さん

中村さんは、潜在意識を癒すヒーリングをされています。タロットカード・リーディングやヒプノセラピー(過去世からの心の傷を癒す)のように、心理学を応用し心と体のバランスを取りながら精神を整えるもの。小さい頃に抑圧された自分を手放すインナーチャイルド・セラピーなどです。
人はみんな誰でも愛されているんだということを知ってもらい、心を穏やかにしていくセラピーです。
現在は、直接潜在意識にアクセスし、心を苦しめている感情や思い込みを解き、本来あるべき「愛される存在」思い出すライトブリージングのプラクティショナーとして活動していくことを目指しています。

「あくあえんじぇる」の由来は、「エンジェル(天使)」を使いたかったことと、命を育んでいる海と「水(アクア)」をリスペクトして、つなげたものだそうです。

+「ブルー・ウイング」田辺紀子さん

田辺さんは、カラーセラピー(色彩心理学)、TCカラーセラピー、カラーヒーリング、エネルギーヒーリング、カード(エンジェルカード、タロットカード)リーディングなど、たくさんのことができるヒーラーさんです。
自分でうみだす力があることを気づかせるために、お客さんの悩みやニーズに応じてアプローチ法を選ぶ「参加型」のヒーリングをされています。テーマは自分を自ら信じられるようになっていくこと。リピーターを求めず、ヒーリングを受けたことがきっかけで、自分の力を信じていけるように、お客さん自身の力で変わっていってくれたらという立場で、されているそうです。

「ブルー・ウイング」という名は、「希望」を表す「青(ブルー)」と、自分自身を信じて自分の力でみんな羽ばたいて欲しいという願いからつけたそうです。

 田辺紀子さん

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自身の経験からヒーラーの道へ

+「Angel*Garden」矢野智子さん
矢野さんは、お母さんが占いが好きな方で、子供の頃から見ていただいていたそうです。でも、段々と占いに縛られるような感じになり、かえって本当の自分を隠すようになっていったそうです。人前に出れないほど内気にもなったとか。

そういう自分が変わるきっかけになったのが、お子さんがいじめにあったことだったそうです。自分の子供を癒してあげようと、レイキを学んだのだそうです。
そして、レイキをお子さんに施してあげる過程で、実は自分自身も癒されていることに気づいたのだそうです。人を癒すことで、自分も癒される。その「お互い様」を大事にしながら、セラピーの仕事を続けていらっしゃいます。

矢野さんと北奥さん

+「きせきのかけら」北奥由香さん
北奥さんがカラーセラピーに出会ったのも、子育てがきっかけだったそうです。子育てを通して、自分を嫌いになりそうだった時、自分を変えたいと思い本を読んだり、実践してみたりして一段落ついた時に、友人にオーラソーマを体験させてもらい、背中を押してもらいました。
カラーへの興味が出てきて、たまたま見かけたブログより、カラーミラーズというセラピーの生まれた理由を知り、自然と涙が流れてきました。その資格を目指し、直感で気になったTCカラーセラピーの資格を取りました。

友人から悩みを相談をされる時に、答えは自分の中にあるし、友人もそのキーワードを口にしているけれど、なかなか変化にはつながらない。そこで、自分でもTCカラーセラピーを学び、同じことで悩んでいる人たちの何か気づきのきっかけになればと、ご自身でもセラピーをはじめたそうです。

私たちに起こるいろんな出来事の原因には、見えない世界、スピリチュアルな世界からの関わりもあるかと思いますが、うまくバランスをとるということを大切にしたい。それらの原因があったとしても、気づいて、行動を起こして変えていくのは自分。「いま、ここ」に、いつもたくさんのメッセージがあり、見守られているから大丈夫!自信を持って進んでいくことへのお手伝いができたらと思っているそうです。
ライフスタイル自体に大きな変化はないのですが、いすみ市や周囲の地域の星空と空気がきれいなのは、いいですね。

+「あくあえんじぇる」中村清美さん
中村さんは北海道の出身なのですが、お母さんが霊感のある人でとても影響力の強い存在だったそうです。清美さんは、4人兄弟の中で一番手もかからず、教員になるほど模範的な子だったそうなのですが、自分の中では、そうした生き方に納得できないでいたそうです。
北海道にいた頃、中村さんは、エクトン&リチャード・ラビンのチャネリング・セラピーなど、いくつかのセラピーを受けて、自分の中に「答え」を探したそうです。

中でも、札幌のBlue windsのセラピーを受けて、大きく変化があったそうです。そこで「親子」の癒しの大切さを実感したそうです。子どもを癒すとお母さんも癒され、お母さんを癒すと子どもも癒される。
リーディングの1ヶ月後には、現在のパートナーと出会い、人生が大きく変わっていったそうです。
「潜在意識が変わると、こんなに変わるのか」。自分の体験のすばらしさを、他の人にも知ってもらいたくて、ヒーリングの勉強をはじめたそうです。

中村さんと田辺さん

+「ブルー・ウイング」の田辺紀子さん
小さい頃から「不思議ちゃん」だった田辺さん、「見えないもの」を感じ取ることが多かったそうです。ただ、そういうものを認めない大人や周りとの関係から、子どもの頃の思いを封印していたという過去をお持ちです。
ところが、原因がよくわからない事故に遭うことが続き、自分自身で癒せなくなってきた時に、レイキに出会ました。そして、周りに気兼ねして、自分を封印することをやめたそうです。いくつものヒーリングができるのは「不思議ちゃん」ならではなのかもしれません。
人それぞれ、その人に相応しい居場所、あり方が必ず1つはある、それを見つけてあげたいとの思いでヒーリングをされています。色彩心理学とスピリチュアル的アプローチとのバランスをとりながら、取り組んでいます。

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いすみを「癒し」で応援したい

それぞれが、ご自分の体験から「癒しの伝道師」のようなことをされている皆さんですが、彼女たちが住み、関わりを持っている「いすみ」について、最後に聞いてみました。

+「ブルー・ウイング」田辺紀子さん:
キーワードは外人かな。海外との交流・融合が地域の力を上げるような気がします。
また、作り手ひとりひとりの良さを活かす工夫とか。
お米や野菜で「いすみブランド」が欲しい。お米そのものだけでなく、ベトナム料理のフォー(平打ちの米粉麺で)のような加工品も作ったらいいのではないか?
それから、「田んぼ」も大事に。スピリチュアル的に見ると「田んぼ」こそ「土地の力」、「地域の力」そのものなので、大事にして欲しいと思います。
それと、子育てで困って経験があるので、そうならないような取り組みも期待します。

+「あくあえんじぇる」中村清美さん:
いすみは様々なものが豊かなんですけど、何か足りない感じがします。例えば、ぽっぽの丘とかチーズ工房とかあって、卵やチーズがいいのはわかる。でも、そこまでで、それを使った何か、例えば、いすみブランドのお菓子など、もうひと工夫が欲しいと思います。
私は北海道出身だからかもしれないけど、北海道の人間なら、もっと工夫して別の商品を作る気がする。どうも、いすみの人は欲がない感じがします。
「いすみのもったいない」を発掘して育てるとか、いラ研の活動としていいかもしれないです。

ワークショップ  ワークショップ

+「Angel*Garden」矢野智子さん:
私は生まれも育ちも千葉市なので、最初いすみに来た時は、すごく不便で、何もなくて、どうしたらいいのかわかりませんでした。
でも、最近では、実家の千葉に帰ると、ごちゃごちゃしていて苦しくなる。だんだん、いすみの環境に慣れたというのはあると思いますけども、海も大好きだし、慣れるとここの環境が自分にはいい。いすみで、子どもから大人まで気軽に自由に出入りできる交流の場所を作りたいです。

+「きせきのかけら」北奥由香さん:
私は、いすみ生まれのいすみ育ちです。短大で東京で暮らしていた時、帰省した時の空気のきれいさと星の美しさを知ったとき、感動しました。
いラ研は、岬庁舎の事務所と千町保育所跡地と拠点を持っているのは大きいと思います。それぞれが持っている何かができる場所となり、みんなで楽しめる、笑顔につながるきっかけになったらいいなと思います。

+「ブルー・ウイング」田辺紀子さん:
いすみには天体観測する大学(東京理科大学天文研究部)の研究施設があったり、勝浦にはJAXA(宇宙航空研究機構)の施設があったり、まだまだ知られていないスポットがあるようなので、そういうところの発掘とPRもしたらいいと思います。


子育ての合間を縫って集まっていただいた座談会ですが、とても明るく、ポジティブで賑やかなものになりました。

「プチ癒しフェスタ」や「夢マップづくり」の開催、「ちまちマ」への参加、いラ研への情報提供など、ますます活発に活動していければと、「いすみ癒し隊」がこの座談会で結成されました。

今後の癒しママさんたちの活躍、楽しみです。
イベントなどで、見かけたら、気軽に声をかけてみてはいかがでしょう。


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