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いなかからのお便り -いラ研ブログ-
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いなかからのお便り -いラ研ブログ-

千葉県房総・いすみ地域で田舎暮らし情報の提供活動を行うNPO法人いすみライフスタイル研究所のブログです。

2023年3月12日、大原中央商店街協同組合の方に話をお伺いしました

2023年3月12日(日)、夷隅東部ひき縄研究会に続き、大原中央商店街協同組合の方にもヒアリングを実施させていただきました。

会長の芝野明さん、理事の浅野洋司さんに来ていただき、房総野生生物研究所の手塚さん交え、半世紀以上前の大原商店街の様子から当時の地域の生活について当時の商店街の地図を見ながら、話をしていただきました。

印象的だったのは、海産物の恵みで地域が賑わっていたこと、資源管理に失敗して目玉だった漁獲高が減ったことや海外からの輸入ものが増えたことなどから地域が寂れていったことなどでした。

どの地域でもそうなのでしょうが、昔は地場で取れる産品を地域で循環させて地域の生活、経済を成り立たせていたことを聞かせていただきました。
今よりも人口は多かったはずなのですが、地域には人々の生活を賄うだけの地域力があったのだなということを、再認識しました。

今年度のヒアリングは、今回で終了です。
今年度は計画を変更し、コロナ禍への配慮と、皆さんお忙しいということもあり、リアルでの開催は少なくしました。
代わりに約30人にアンケートを実施し、より多くの方の意見をいただきました。
ご協力いただいた皆さん、ありがとうございました。

(えざき)

※このブログの事業は2022年度地球環境基金助成金の助成を受けて実施しました。

※このブログの記事は2022年度地球環境基金助成金の助成を受けて作成しました。

※いラ研は、環境保全活動と地域資源の循環促進など、SDGsを視野に入れたまちづくりに取り組んでいます。

2023年3月10日に行われた地球環境基金の「協力・協働による地域づくり研修」で協働事例として紹介していただきました

2023年3月10日(金)、地球環境基金が実施したWeb研修「協力・協働による地域づくり研修」第1回「多様なステークホルダーと協働していく方法」が行われました。

社会や地域の抱える課題が多様化・複雑化する中で、NPO・NGO、地域住民、企業および行政など、ステークホルダー間の協力が課題の解決には不可欠だと言われています。個々の組織マネジメントと合わせ、地域マネジメントが必要という認識に立ち、参加者が協働を生み出す方法に理解を深め、協力・協働を進めていくために必要となる視点を獲得できるよう、ステークホルダー間の協力関係を広げるヒント・きっかけの提供を目的として、この研修は実施されました。

ここで、講師の松原明氏(「協力世界」代表)から、ベストプラクティス賞を受賞したいラ研の活動を「優れた協働関係を構築した例」として紹介していただきました。


(資料の中のNPO名が間違っていますが、ご愛敬ということで…。)

ステークホルダー間の協力、協働については、いラ研の活動では最も配慮しているところであり、この点をこうして評価していただき、とてもありがたく思います。

(えざき)

※このブログの記事は2022年度地球環境基金助成金の助成を受けて作成しました。

※いラ研は、環境保全活動と地域資源の循環促進など、SDGsを視野に入れたまちづくりに取り組んでいます。

2023年3月8日、鈴木菜央さん、ソーヤ海さんにお話をお聞きしました

2023年3月8日(水)、地域循環共生圏プラットフォームづくりのためのヒアリングとして、いすみに移住して「自然環境を搾取しない社会」づくりを目指して活動している鈴木菜央さん、ソーヤ海さんにお話をお聞きしました。

海さんは環境に負荷をできるだけかけないパーマカルチャーを体験する「パーマカルチャーと平和道場」を地域で運営しています。
鈴木さんは、関係性のデザインを探求して「いかしあうつながりがあふれる幸せな社会」を目指す非営利組織NPOグリーンズの代表を、つとめながら海さんと共同で「パーマカルチャーと平和道場」を運営しています。

二人は、この地域をわざわざ活動の場として選んで移住してきており、二人ともイギリスのトットネスでのトランジションタウン運動に興味を持ち、それをいすみでできないかということを考えているそうです。
海さんは、トットネスにあるシューマッハカレッジを、鈴木さんはトットネスで展開されているトランジションネットワークを参考にしつつ、身近なパーマカルチャーを拡げくことを目指しているそうです。

二人の活動に興味を持って、都市部からやってくる若者、移住してくる若者も少なくないとのこと。
この地域の持続可能性の方向を考えるうえで、参考になる話を聞くことができました。

(えざき)

※このブログの事業は2022年度地球環境基金助成金の助成を受けて実施しました。

※このブログの記事は2022年度地球環境基金助成金の助成を受けて作成しました。

※いラ研は、環境保全活動と地域資源の循環促進など、SDGsを視野に入れたまちづくりに取り組んでいます。

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