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いなかからのお便り -いラ研ブログ-
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いなかからのお便り -いラ研ブログ-

7/27(日)~7/28(月)いすみ市定住促進協議会視察研修に行ってきました。(1日目)

先日、いすみ市定住促進協議会の視察研修に参加してきました。
今回の参加者は、日曜日の移住相談「いすみ暮らしサロン」で相談員をされている方や、いすみ市商工会の方、地区の区長さん、まちづくり団体の方など、総勢27名。

バスで長野県まで行ってきました。

まず最初の訪問地は信濃町。
いなか暮らし体験施設を運営しているNPO法人ざいごうへ。

こちらは田舎暮らし体験施設「田野志荘(たのしそう)」を運営しています。

まずはお試しで滞在してもらって、地域の事を知ってもらいたいという想いから
こちらの施設は、1週間、無料で滞在できるそうです。

理想だけではできないいなか暮らしをまずは知ってもらう。
特に、長野県の冬は大変。寒いし、雪は積もる。
そんな、いなか暮らしのリアルを知った上で移住をしてもらいたいという想いで運営されているようでした。

詳しいお話は場所を変えて伺いました。

こちらは元小学校。
当初より統廃合が決まっていたそうで、閉校後は地域交流施設として活動することを見越し、
手入れをされたそうですよ。

図書スペースに中学生ぐらいの女の子が勉強していたのが印象的でした。

ここで改めて詳しい活動について伺いました。

NPO法人ざいごうでは、
いなか暮らし体験施設の運営の他、地元の物件情報の提供もしています。
また、NPO法人ざいごうで借主さんから物件を預かり、修繕して借りたい人にその情報を届けることもしています。

そのままでは借り手の見つからない物件に価値を付け、必要としている人へ情報を届ける。
紹介料として不動産屋さんから紹介料をもらったりすることで
団体の運営資金に充てているそうです。

専任のスタッフはおらず、その活動は、ほとんどが有志のボランティアで行っているということもあって、
みなさんの熱い思いをひしひしと感じました。

ほおっておけばただの空き家。
でも、ひと手間加えることで借りてが見つかり、借主さんのちょっとした生活の足しになり、
そして、地域に人が増えることで活気が生まれる。

地域にはまだまだ眠っているものがたくさんあるような気がしました。

午後からは場所を移動して、大町市へ。

NPO法人ぐるったネットワークを伺いしました。

元々地域で活動していたいくつかの団体が、より情報発信力を強めていこうとひとつになり、
地域資源の発掘や、観光ツーリズムなどを行ってします。

黒部ダムという大きな観光資源を元に、
その地域に根付いていることなどを丁寧に取材をした冊子や、
季節ごとのイベント企画など、幅広く活動されていました。

現在は、「信濃大町2014」にも関わっているそうです。
常勤のスタッフは事業ごとに変わっているそうで、
事業・活動資金とともに、それが今後の課題とも言っていました。

1日目の終わりにちょうど開催されていた大町流鏑馬を見学。

流鏑馬というと、馬に乗って矢を打ちぬくイメージがあったのですが、
馬に乗った子どもがゆっくりと回り、的に矢を当てるというものでした。

個人的には、馬に乗った子どもがとってもかわいかったです。
祭りっていいですね。

2日目につづく

(ちえぽん)

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