大沢昌助資料室ナギサ 2014年5月の展示
ナギサ5月の展示と先生の展覧会のご案内です。
まず、展覧会のご案内です。
今月は、先生の命日を記念し、晩年の作品3点がメインの展示となっています。
また、毎年テーマ毎に5月に展覧会が開催されています。没後17回を迎える今年のテーマは「風景」です。
◆5月24日(土)-6月1日(日) 12:00-19:00(最終日17:00まで)
場所:ギャラリーブロッケン(184-0004東京都小金井市本町3-4-35 042-381-2723)
6月には、いすみから遠いのですが、練馬区立美術館にて先生の展覧会が行われます。
◆6月13日(金)-7月13日(日) 10:00-18:00(入館は17:30まで)
場所:練馬区立美術館(176-0021 東京都練馬区貫井1-36-16)
休館日:月曜日
観覧料:無料
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左上:コラージュ、1989年(86歳)
右下:「裸の婦人像」水彩、1980年代
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左下:「抽象」水彩、1997年(93歳)
練馬区立美術館・追悼展出展
右:「空は暗い…」油絵、60号、1997年(93歳)
練馬区立美術館・追悼展出展
「空は暗い、海も暗い、そして大地も暗い、人はさまよい、そして遭遇する」
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「エチュード」油絵、40号、1997年(93歳)
練馬区立美術館・追悼展出展
「ドビュッシー晩年の『練習曲集』(エチュード)内田光子演奏をいつもきいていた」
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左上:「みどりの葉」水彩、1993年(90歳)
真中下:紙パレット、1991年(88歳)、常設展示
真中右上:「木」水彩、1956年(53歳)
右:「墨」和紙
先生のコレクションが練馬区立美術館に多いのは、先生がお住まいだった大田区に美術館がなかったこと、当時の練馬区立美術館の学芸員の方が、見識が高く、区内の作家に限らず、日本全国の優れた作家、作品を集められました。その中に先生の作品がたくさん含まれていたためです。
80歳を過ぎてからも、ますます活き活きとした作品を描き続けられ、息をするように自然体で絵を描かれた大沢先生の作品を、間近にご覧になりたい方は、ぜひお越しください。
◆大沢先生のオリジナル版画をまとめたパンフレット好評です。
このパンフレットに掲載されている作品は、練馬区立美術館にコレクションされており、現在もお買い求めいただくことができるものです。興味のある方は、大沢昌助絵画資料室ナギサ/ギャラリーアルカディア(0470-87-9379)までお問い合わせください(版画購入の際、返品は不可)。
又、資料室を見学にいらした方には版画集をさしあげます。
大沢先生の絵は、多くの美術館だけでなく、資生堂やキヤノン、SANYO(三陽商会)などの企業からもコレクションされています。東京の画廊の方もよくいらっしゃるそうで、美術好きの方、絵の勉強をされたい方は資料室へぜひ足を運んでみてください。
また、大沢先生がいすみの海を描いた「海景」という題の版画の絵葉書ができました。
大沢先生が描いたいすみの風景画の絵葉書、この他にも作るそうですので、お楽しみに。
(えざぴ)
■「大沢昌助絵画資料室 ナギサ」概要
日本の洋画界を代表する大沢昌助先生(1903-1997)の作品を中心に、
他の作家さんの陶芸作品などを展示しています。
美術の専門家だけでなく、次の時代を担う子供たちや若者たちにも、
ぜひ心の目で作品に触れて欲しいと願い建てられた、小さな六角形の資料室です。
作品:学生時代より93 歳まで収蔵。毎月展示替。
常設:油絵(美術館レベルの大作含む)、水彩、デッサン、版画、コラージュ、
絵付け陶器作品を20 点以上常設展示。
公開:12:00-17:00、水曜・休、要・予約。
料金:大人500 円、学生無料。
大沢昌助絵画資料室ナギサ/ギャラリーアルカディア
Tel&Fax 0470-87-9379
http://osawashosuke.com/
カテゴリー : お知らせ