木戸泉酒造の「酒林」づくり見学してきました!
みなさん「酒林」ってご存知ですか?
私は生まれて初めて今日この言葉を知りました。
酒蔵の前におっきーな丸い玉が下がっているのを見たことがある方はいらっしゃるかもしれませんね。
あの丸い玉を「酒林」というそうです。
何からどうやってできているのか?そもそもあれは何を意味しているのか?
「今日まさにそれを作っているよ!」というスタッフしげちゃんからの情報で行って参りました!
杉玉(すぎたま)とも呼ばれる「酒林」はその名の通りスギの葉(穂先)を集めてボール状にした造形物です。
日本酒の造り酒屋などの軒先に緑の杉玉を吊すことで、新酒が出来たことを知らせる役割を果たし、「搾りを始めました」という意味でもあるそうです。(Wikipediaより)
木戸泉の社長にお話を伺いながら作業を見学させてもらいました。
この杉の葉は近郊から運んできたそうです。その量トラック3台分!辺りは杉のスーっとした香りが漂っていました。
杉葉を切る人と、骨組みに差していく人、さし終わったものを丸く刈り上げていく人、、
総勢20名以上の方がいらっしゃっていました。
お話を聞いてみると東京から、千葉市内から、など地元以外の方もこの日の為に駆けつけていらっしゃいました。
この日はたくさん集まってくれたので大きい酒林の他に小さいものも作っていました。
丸くカットしていくのが難しそうでしたが、マリモみたいに緑色をしたまんまるはなんだか可愛い~!!
そもそも飾られている玉が茶色のものしか見たことがなかったので、緑色の酒林を見るのは初めてのことで新鮮でした。
6~7年前に社長が皆でまたつくろうと思って始めた酒林づくり。こうした文化を大切に繋いでいく心意気に触れて素敵だな~と感じました。
朝の9時前から作業しお昼には全て杉葉を差し終えてお昼休憩。午後に刈りこみ、古い酒林との交換作業と一日がかりの作業です。
この酒林、重さはなんと500kgにもなるそうです!!途中で落とさないように運ぶには熟練の技が必要そうですね。
過去に道路に落としてしまったこともあるんだよーというエピソードもお話頂きました^^
ラッキーなことに、お昼前に酒蔵見学もさせて頂きました。
あさって12/2(月)発売の今か今かと絞られるのを待つ新酒を拝見させて頂きました!
とーーーーっても芳醇なフワーッと香る日本酒の香りにうっとりしてしまいました。
木戸泉酒造では早くから自然栽培米の酒米を使ったお酒「自然舞」も製造しています。あま~いお米の発酵する香りが印象的でした。味が他とは違うそうですよ~。私も一度飲んだことがありますが、すっきりしていて女性でも飲みやすいまろやかな味が印象的でした。ここに来てまた買おう~と思ったのでした。
★新酒販売開始★
12/2木戸泉酒造の新酒販売情報(HP)はこちらから→☆
いすみ市産 酒造好適米 総の舞からできた「初しぼり」「初しぼり にごり酒」の販売です。
★木戸泉酒蔵開き★
2014年3月29日(土)
酒蔵開きを行います。1000人で乾杯!!市内産チーズと古酒のコラボ、試飲コーナー、当日限定酒の試飲販売、甘酒サービス、いすみのフードマーケットなど今年も大いに賑わいそうです。(問い合せ:いすみ市商工会 0470-62-1191)
(しゅうこ)