10/5酒蔵&チーズ工房見学ツアー
10月5日(土)、いすみライフスタイル研究所では初めてのツアーとなる「醍醐の里いすみ 酒蔵&チーズ工房見学ツアー」が開催されました。
当日はあいにくの雨模様。。。
その中、まずは大原商店街にある民芸品店「北土舎」へ。
こちらは古民家を改装した趣あるたたずまいに、かわいらしい民芸品がマッチしています。
北土舎を後に、続いては商店街の北の入り口にある「木戸泉酒造株式会社」。
創業明治12年、高温山廃モトという醸造方法、濃厚多酸酒という珍しい酒、化学添加物不使用、熟成古酒など、こだわりの取り組みを続ける酒造メーカーです。
まずはお米を炊く場所から麹室、貯蔵庫と、順を追って酒造りの現場を案内していただきます。
このころは酒造りをしていないとのことで、酒蔵見学の後は向かいのギャラリーでビデオを見ながら社長の説明を聞きました。
なるほど、杜氏って長年の勘と技術はもちろん、体力勝負でもあるんだな~。
力仕事、それでいて温度やタイミングがとても繊細。日本らしい伝統技術を感じました。
さてお待ちかね(?!)の試飲タイム。
ギャラリーには木戸泉酒造のお酒がずらり。
看板酒の「醍醐」をはじめ、自然農法米使用の「自然舞」、新感覚日本酒「AFS」など、個性豊かな日本酒が並びます。
そして1980年から製品化されている古酒。参加者の皆様、年代別試飲させていただきました。
私は香りだけ。。中国の老酒のような、深みとキレを感じさせる香り。古酒を試飲できるなんて、太っ腹~。
続いては里山エリア、旧夷隅町にある「高秀牧場」。
ここでアウトドアランチの予定だったんですが、雨のため急きょ屋内へ場所を変更。
地元産野菜中心の大皿料理に高秀牧場のモッツァレラとよじゅえもんの生チーズ。いすみならではのランチです。
こちらはカツオとモッツァレラのカルパッチョ。斬新!
ランチ後に牧場見学へ。オーナーの高橋憲二さんの情熱的なお話に参加者のみなさん引き込まれていきます。
牧場と牛のことって、普段はなかなか聞かないこと。知っているようで知らない「へぇ~~」の連続です。
最後は乳搾り体験。
みなさん牛に触れながら「あったかーい♪」と楽しんだ様子。
チーズ工房でお買い物をして高秀牧場を後にします。
お次は同じ里山エリアにある「よじゅえもんチーズ工房」でお買い物。
こちらの関さんご夫婦は酪農家を営みながら、チーズも二人三脚で作っています。
お二人の作るチーズは風味はあるけどクセが強くなく、優しい味わい。
パッケージにはお孫さんの絵を採用するなど、アットホームな雰囲気です。
訪れるとヨーグルトや手作り羊羹の振舞いが。ヨーグルトはお砂糖がなくてもいけてしまうおいしさ。商品化されないのがもったいないくらい!
みなさんここでもお買い物を楽しまれていました。
今回はいすみの新しくておいしい組み合わせ「日本酒」と「チーズ」を巡る旅でした。
海産物にお米や野菜、それに加えて日本酒にチーズ。いすみは食の宝庫だな~と改めて感じました。
こんな”おいしい”いすみを感じに、みなさんも遊びに来てください!
(しげ)
カテゴリー : イベント報告