10/10『大好きを仕事にする!いすみ鉄道社長を囲む会』報告
スタッフみほです。
10/10(月)に夷隅文化センターにて
大好きを仕事にしてしまった「いすみ鉄道社長 鳥塚 亮氏」を囲む会を開催。
いすみの魅力を再発見し、地域企業家の後押しになればという想いでしたが、
当日参加者含め27名+ミイがいらしてくれました。
地元の方、東京方面から若い方も多かったです。
初めて鳥塚氏に会う方が殆どですが、話が面白く、すぐに皆さん聴きいっている様子。
■テーマ①
「乗らなくてもいいんです」
ここ夷隅郡市では、1人1台車が当たり前。
たった26.8kmのローカル線は交通手段には不向きです。
それを無理に地元の方に乗ってもらい存続させるのは現実的じゃない。
かといって、地元の方は存続させたい気持ちがある。
「乗るだけが関わり方じゃないんですよ」
いすみ鉄道のお土産を買う、沿線草取りに参加するなど自分のできること、やりたいことをすればいい。
■テーマ②
「ここには何もないがある」
いすみのいいとこは都会にくらべ何にもない。
でも都会にはない自然豊かな原風景、人との交流、ゆったりとした時間を味わえる。
それには
・い鉄車内が満員電車ではいけない
・乗換が不便でいいんだ
・売り上げ目標を立てない、収支計画を立てない
「外資系の航空会社で培った常識と反対のことをやる」と力強くおっしゃいます。
いすみの不便さ・良さを求めてやってくる人は珍しい!
だから来てくれたかたには「本当によく来て下さいました」と心から言いますよ、と。
今年の「ホタルトレイン」に私が乗車した時、
下りの列車が大多喜を通過したのは夜遅く・・・
駅でムーミンパパのような朗らかな笑顔で手を振る鳥塚社長の姿がありました。
この人が社長なら、この会社楽しいだろうな~と思ったものです。
その空気がいすみ鉄道を、地元の方々を、ひいてはいすみ市を元気にしていくのだな
と「想いが波及する」を改めて感じました。
私自身勉強になりました。
つい、いすみにどっぷりいると地元目線でしか考えられなくなってきますが、
外からの目線も大切、ここをうまくつなげていく。
いラ研の活動にも活かしていきたいと思います。
い鉄社長、参加者の皆さま
本当にありがとうございました。
またいすみ市に「何にもない」を感じに来てください。
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