3/7藁蓋と紙のコップで作る手前納豆WS報告
R工房さんとのコラボイベント第3弾!
手前納豆WSを開催いたしました。
R工房さんで小さく開催のはずが…反響が多く、近くの公民館で13名で開催いたしました。
まずは納豆3種の食べ比べ試食会でスタート。
特に、落花生の納豆は甘みも強く好評でした。
今回作るのはR工房さんで無農薬、無肥料で作る「小黒大豆」納豆。
できれば自分の畑で大豆を育てて欲しいという想いで
育てやすく、たくさんできやすいこの品種を選びました。
さ、さっそく大豆を圧力鍋で蒸し始めます。
コトコト弱火でできるだけ長く、40分~1時間半くらい煮ます。
その間に、藁蓋を作りましょう。
今回使用する藁もR工房さんで育てた「神丹穂(かんにほ)」という古代米の藁を使用。
この藁も藁細工で使用するために、ひとつひとつ手刈りで、
天日乾燥、雨にかかると品質が落ちるので、取りこむ手間のかかる仕事です。
その藁を「はかま」といって、根っこ近くのわさわさしたものをきれいにとった状態がこれです。
これを3本ずつよって、丸めていく作業、勝手がわかってくると楽しいですが、
コツをつかむまではなかなか…
皆さん、すぐにできるようになった人と苦戦している人、それぞれが教え合っていたり、
皆さん2~3個とたくさんできたようです!
夢中になっている間にお昼になり、豆も蒸しあがりました。
作った藁蓋を煮沸して、紙コップに納豆菌をまぶした豆を入れて、蓋をする。
行程としてはとっても簡単!
ただ、藁ができるまで、大豆ができるまでの手間を考えたら、簡単!なんて言えないですが、
「まずはできるところから」
はじめは大豆や藁は買ってもOK、少しずつ、一つずつ、できることを増やしていかないと
一気に全部やろうとするとくじけてしまいそう。
R工房さんの自給自足な暮らしぶり、考えに共感された方も多く、ただ、皆さんとても身近に感じていただけたようです。すべてを作れたら素晴らしいけど、ひとつひとつできることを増やしていきたいとアンケートに書いていらっしゃった方もいました。
今回、この手前納豆WSを開催したのも、「家で納豆をつくっていきましょう!」というR工房さんの強い思いからでした。納豆を作る文化、大豆やお米を作る文化を日本の大事な文化として残していきたい、そう思います。これからも、R工房さんシリーズ開催予定ですので、お楽しみに♪
参加者の皆さま、その後、藁蓋はできましたか?
納豆はできましたか?またその後もお知らせ下さいね~
楽しい時間をありがとうございました。
(みほ)
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