9/17(土) MIJP農工商連携プロデューサーの実地研修を行いました。
こんにちは。
スタッフちえぽんです。
3連休の初日、
9月17日(土)にMIJP農工商連携プロデューサーの実地研修を実施しました。 私たちも現地コーディネータとして、 一日皆さまをご案内しました。 東京で集合し、バスでいすみに向かってくるということで、 待ち合わせ場所である「楽働会」にてお迎えしましたよ。
今回は「楽働会」にて昼食。 いなか弁当を頂きました。 食事を食べながら 安藤クニさんより料理について説明がありました。
地元いすみの第13代目の農家である安藤さん。 自分の畑で採れた野菜を中心に、 いすみでは、かつてよく食べていたものの、 最近ではあまり口にする機会の減った鮫のフライなど 様々な料理を用意して下さいました。
ちなみに 「楽働会」とは「たのしみながら働く」という意味だそう。 “種まきから収穫、そして食卓まで”をモットーに 太巻き寿司体験なども行っています。 安藤さんの手作りピザ窯でのピザ焼き体験もしているそうで、 みなさん、興味津々の様子でした。 昼食後は近くのブラウンズフィールドへ。 こちらは、料理研究家中島デコさん、写真家のエバレット・ブラウンさんご夫妻が経営する 田畑付き、古民家スペース。 野菜や、お米を作りながら、持続可能な暮らしをめざし、様々な活動をされています。 ここでは「循環」をキーワードに取り組んでいる事について、 施設を見学しながら、スタッフの渡貫さん(と赤ちゃん)に話を伺いました。
母屋にある、太陽ソーラーパネルや コンポストトイレなどの説明を聞きました。 廃油を使ったバイオジーセル車は、 実際にエンジンをかけてもらい、廃棄ガスをにおいを確認、 「天ぷらのにおいがする」という参加者からの声がありました。 ぐるりと見学をさせてもらい、 その後、バスに乗ってチーズ工房IKAGAWAへ移動。
ジャージー牛を見せて頂きながら ご主人よりお話を伺いました。 奥さまと二人で牛の面倒をみてチーズを作るということもあり、 これ以上牛を増やす予定はないそう。 ご主人の思い入れのある取り組みが参考になったようでした。 工房の見学では、 牛乳とチーズを試食。 裏山にある手彫りの貯蔵庫も見学しました。
そして、最後に直売所「なのはな」へ。 こちら年商2億のいすみでに一番人気の直売所。 「お客様の要望に答えていたら大きくなった」と小安社長は言います。 客層、売り上げの推移など、 細かな数字を交えてお話頂きました。
日も陰りはじめる頃に、 NPOいすみライフスタイル研究所の事務所に到着。 最後に、いすみ市役所職員やいすみ市商工会の方をお招きし、 意見交換会が行われました。
参加者の方の中には、 今回初めていすみに来られた方も多く、 「いすみの印象が思っていた以上によかった」とのご意見もありました。 また、短い時間だったものの、 様々な可能性がある、と貴重なご意見も頂きました。 時間はあっという間にすぎ、 そろそろ出発の時間。 DVDやTシャツなど、 たくさんの方に興味を持って頂き、 購入される方もいらっしゃいました。 1日、長いようで短い時間、 そして、暑い中でしたが、参加された皆さま、ありがとうございました。
投稿日時 : 2011年9月20日 16:56
カテゴリー : イベント報告
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