「JOIN地方交流会in静岡」にお招き頂きました。
最近になり、いすみ市の情報発信事業の取り組みを評価頂き、
各自治体、団体よりご連絡を頂き、自治体・団体の講演や研修の受入れに協力することが増えてきました。
明日、明後日はJICAの現地研修の受入れと、慌ただしく準備を進めています。
昨日は、
「JOIN地方交流会in静岡を開催!~地域×民間×自治体コラボによる次代の移住・定住~」にお招き頂き
静岡県熱海市まで行ってきました。
基調講演では、「地域住民を本気にさせないシティプロモーションに価値はない」をテーマに
ビズデザイン㈱代表取締役/明治大学特任准教授 木村 乃 さんが様々なお話をしてくださいました。
その後、いラ研、君塚理事長が、「発信力のある移住促進事業の展開について」事例を発表。
㈱ぐるなび 地域活性化プロジェクト 中井 博胤 さんによる
「食を通じた地域の魅力の発信による移住・交流促進事業の取組について」の後、
熱海市長も交えてのパネルディスカッション。
「地域・民間企業・自治体などの連携でのメリット、苦労は?」
「地域の魅力に気づいたきっかけは?」 など、三者三様の意見がでました。
行政だからできること、民間だからできること、NPOだからできること。
自分ではできないことも、誰かと一緒ならばできる。
お話を聞いていると、本当に『役割分担』なんだなと思いました。
それぞれの強みを生かし、一緒に活動していく。
できないことは、できる人、それが得意な人にお願いする。
色々な人が関わるからこそ、色々な視点が生まれ、新しいものが生まれていく。
その地域に住む住人たちを巻き込みながら、
地域が元気になっていくのではないか、
それが地域活性化ということなのではないかなと改めて思いました。
今回は講演会のあとには、交流会がありました。
会場は、シャッター通りとなってしまった店舗の一角に新しくできたカフェ。
Uターンで戻ってきた30代の男性が、
自分のふるさとをどうにかしたいと、7年前から活動をはじめ、
地域の魅力の発掘から、空間づくりまで活動の幅を広げ、
『場』をつくりたいと、このカフェをオープンしたそう。
交流会に参加した市長をはじめ、行政の方とも親しく、
一緒に取り組むことで熱海市を盛り上げようとしているのが伝わってきました。
「すっかりシャッター通りになっちゃって…」と、おっしゃる熱海市の方もいました。
確かに、シャッターがおり、少しさびしい雰囲気はありました。
しかし、かつてにぎわった熱海の街並みは、
風情と趣があり、私には宝の山のように見えました。
そして、私と同じように、この街並みを宝の山だと思っている
若い世代の方々が、すでに動き出し活動している。
熱い想いと志をもって活動している、
自分と同年代の方がいると知り、これからの熱海が楽しみになりました。
雪が積もった山道を、通常の倍以上の時間をかけ、熱海市まで行ったのですが、
新しい出会いと広がりに、今回頂いたご縁に感謝したいと思います。
ありがとうございまいました。
(ちえぽん)
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