2022年2月11日、「第4回 持続可能な地域づくりについての意見交換会」行いました
2月11日(金)、「第4回 持続可能な地域づくりについての意見交換会」行いました。
今回は、勝浦市にある千葉県沿岸小型漁船漁業協同組合に「持続可能な漁業」について、お話を伺いに勝浦市まで行ってきました。
この協働組合は、いすみ市の南隣の街、御宿町から外房地域の南、鴨川市までの沿岸で漁業をされている漁師の方々で構成され、金目鯛を獲っているとのことでした。
当日は、代表理事組合長の鈴木正男さん、副組合長理事の酒井光弘さんはじめ計6名の方が参加くださいました。
皆さんからは、
・50年前から組合で「勝浦沖キンメ操業規約」を設け、金目漁に禁漁期間(7,8,9月)を設定するなど「撮り過ぎない努力」をしたところ、漁獲高が増え、千葉県が漁獲高日本一になった。そのため、資源管理の重要性を身に染みて感じている。
・自分だけ良ければという考え方ではやっていけない。また、資源管理の重要性を若い世代にも伝えていくことの必要性も感じている。
・農薬等による環境への負荷の軽減に着目して農業の人とも連携していきたい。
・つい最近、「ちばSDGsパートナー」に登録申請を出した。
などの意見をいただきました。
大型漁船の利用や漁法などによっては、漁業資源の枯渇を招きかねないことが言われている中、近くの地域で、50年も前から資源管理に取り組んでおられる組合があるということは驚きであり、皆さんの熱意には感心させられました。
(えざき)
※この意見交換会は2021年度地球環境基金助成金の助成を受けて実施しました。
※このブログの記事は2021年度地球環境基金助成金の助成を受けて作成しました。
※いラ研は、環境保全活動と地域資源の循環促進など、SDGsを視野に入れたまちづくりに取り組んでいます。