2021年10月6日、ゲーム制作勉強会行いました
非常事態宣言が明けて間もない2021年10月6日(水)、ゲーム制作勉強会行いました。
いくつかのゲームを試したり、色々な発想を豊かにする段階にあるため、オンラインでの勉強会に限界を感じているというファシリテーターの今井修さんの希望により、非常事態宣言が明けてからの実施となりました。
今回は、持続可能性の意見交換とボードゲームの試演を行いました。
前半は、「持続可能な暮らし」について、
1.食料と暮らし→米と大豆の自給
2.防災→水の管理、遊水池
3.健康(医療・福祉)→セーフティーネットをどうするか、共助の仕組み・自助の仕組みをどうするか、ソーシャル・キャピタルとしての祭りの見直し、地域通貨
4.経済活動と持続可能な暮らし→房総半島でどうやっていくか、大量生産・大量消費・大量廃棄経済の限界
などについて話合いました。
後半は、「漁村活性化ゲーム:Fishest」と「SDGsカードゲーム、X(クロス)」の2つのゲームを体験しました。
「漁村活性化ゲーム:Fishest」は、漁村に関する問題をテーマにしている研究者と、ボードゲームの開発者が協力して作られた、リアリティあるボードゲームで、地域住民(漁師、漁協を含む)が、水産業の未来(あるべき姿)を考えられるように設計されていました。
「SDGsカードゲーム、X(クロス)」は、金沢工業大学のSDGs推進センターが制作したカードゲームで、SDGsにおいて最も重要な「誰一人取り残さない」という理念を実現するため、環境・社会・経済がバランスよく成長する社会を作るアイデアを参加者で考えるゲームです。
これまで、いくつかのゲームをやって来ていますが、テーマやメッセージ、ルールがはっきりしているゲームは確かに面白く学びもあるのですが、ゲームの過程でお題を出されて、そこではじめて考える、というかたちのゲームも、結果や勝ち方が見えない分その場で一生懸命に考えるので面白い面もある、という発見がありました。
(えざき)
※この勉強会は2021年度地球環境基金助成金の助成を受けて実施しました。
※このブログの記事は2021年度地球環境基金助成金の助成を受けて作成しました。
※いラ研は、環境保全活動と地域資源の循環促進など、SDGsを視野に入れたまちづくりに取り組んでいます。