2021年5月6日、関東地方環境パートナーシップオフィス/関東EPOの方々と意見交換を行いました
2021年5月6日(木)、ZOOMで関東地方環境パートナーシップオフィス/関東EPOの方々と意見交換を行いました。
今年度から2年間、地域循環共生圏をテーマにした活動を地球環境基金の助成を受けて行います。
地域循環共生圏とは、2018年4月に閣議決定した第五次環境基本計画で提唱された考え方で、環境省の総合環境政策の中の施策になっているものです。
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「地域循環共生圏」とは、各地域が美しい自然景観等の地域資源を最大限活用しながら自立・分散型の社会を形成しつつ、地域の特性に応じて資源を補完し支え合うことにより、地域の活力が最大限に発揮されることを目指す考え方です。
「地域循環共生圏」は、農山漁村も都市も活かす、我が国の地域の活力を最大限に発揮する構想であり、その創造によりSDGsやSociety5.0の実現にもつながるものです。
「地域循環共生圏」の創造による持続可能な地域づくりを通じて、環境で地方を元気にするとともに、持続可能な循環共生型の社会を構築していきます。
(以上、環境省HPより)
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とは言え、いラ研やいすみ市とその周辺地域において、簡単に実現することは難しいという現状認識から、その準備段階からの活動を行いたいという趣旨から環境基金の助成を受けることになりました。
活動の柱になるのは、「夷隅川流域における生物多様性」を尊重しながらいすみ地域でのサーキュラー・エコノミーの在り方を考えるという考え方です。2016~2020年度まで行ってきた地球環境基金の助成事業の発展型として位置付けています。
この活動を始めるにあたって、環境省のHPに「地域循環共生圏づくりをはじめるなら、まずは、関東地方環境パートナーシップオフィスに聞け」ということが書いてありましたので、さっそくお話をお伺いしたいということで相談したところ、快く引き受けてくださいました。
コロナ禍ということで、ZOOMでのミーティングになったのですが、島田幸子さん、高橋朝美さんのお二人が対応してくださいました。
こちらの方から、本事業でどういうことをしたいのか、どういう考え方で臨むのかについて説明させていただきました。そして、それについての感想、地域資産の棚おろし、地域循環曼荼羅の作り方、地域循環共生圏やそのプラットフォームづくりなどについて、日本全国の先行事例も踏まえ、アドバイスをいただきました。
これから、2年間は、いすみ地域での地域循環共生圏づくり、そのプラットフォームづくりのために、具体的にどのようなことができるのか、やっていったらいいのかについて、勉強させていただきます。
(えざき)
※このブログの記事は2021年度地球環境基金助成金の助成を受けて作成しました。
※いラ研は、環境保全活動と地域資源の循環促進など、SDGsを視野に入れたまちづくりに取り組んでいます。