2021年10月3日、「SDGs・ESD理解促進公開セミナー」で地球環境基金助成事業の活動報告を行いました
2021年10月3日(日)、オンラインセミナー「SDGs・ESD理解促進公開セミナー」にて地球環境基金助成事業の活動報告を行いました。
この公開セミナーは、環境パートナーシップちばが主催されているもので、「SDGs・ESDをひろげるための“ちば”拠点づくり事業」の一環として実施されました。
同じ地球環境基金の助成を受けている仲間として、環境パートナーシップちばさんの活動は参考になりますし、刺激もたくさんいただいています。
今回は、南房総地域での環境保全と啓蒙活動のネットワークづくりの一環として行われたものです。
基調講演には、宮城県大崎市の大崎地域世界農業遺産推進協議会事務局長、高橋直樹 氏をお迎えし、「自治体の地域づくりを通したSDGs+ESD実践」と題し、世界農業遺産『大崎耕土』を活用した持続可能な地域農業による地域づくりについてお話をいただきました。
大崎市は第3回ICEBA農業国際会議が開かれた都市であり、第5回開催をしたいすみ市とは、地域農業による地域づくりという点で共通する課題を抱えており、高橋さんのお話はとても参考になりました。
そして、第2部で千葉県南部地域での活動事例紹介ということで、南房総市・館山市で活動をしている合同会社アルコの沖浩志 氏といすみ市で活動をしているいラ研の私が報告を行いました。
沖さんは、いラ研の獣害対策ワークショップにも何回か出席いただいており、同じ房総で同じ課題に取り組む同志のような感じです。
セミナー開始前に、講師とスタッフで事前打ち合わせをし、本番に臨みました。
私は、6年目に入る地球環境基金の助成事業のこれまでの活動報告とそれによるまちづくりについて説明をさせていただきました。
その後、参加者は7つのグループ(ブレイクアウトルーム)に分かれて意見交換を行いました。
環境パートナーシップちばさんの活動に参加するようになって、人的ネットワークが広がってきており、それがさらに強化されてきている手応えがあり、これからの展開が楽しみです。
(えざき)
※このブログの記事は2021年度地球環境基金助成金の助成を受けて作成しました。
※いラ研は、環境保全活動と地域資源の循環促進など、SDGsを視野に入れたまちづくりに取り組んでいます。