伊勢えび漁の網の手入れ(援漁)に行ってきました。
まだまだ知らない人も多いのですが、伊勢えび漁が盛んないすみ市。
8月に漁が解禁になり、地元の漁師さん達は毎日大忙し。
先日、市民ブロガーでもあり、「いすみライフマーケットinちまち」への出店など
お世話になっている「漁師工房『拓』」さんのところへ、
お手伝いに行ってきました。
私は、昨年に続き、2度目の経験。
ずっと漁業の世界とは無縁の生活をしていたので、
とっても新鮮な体験でした。
私がお手伝いに伺ったのは早朝の5時30分。
すでに何名かが集まっていて、作業がはじまっていました。
伊勢えび漁は、大きな網を仕掛けて行います。
お昼すぎ、13時頃に網を仕掛けに行き、真夜中24時頃に漁港を出発、
2~3時間の漁を終え、漁港に帰ってきます。
戻ってからすぐ、この網の手入れがはじまるのです。
網にはエビ以外にも海藻や、他の魚がいっぱいかかっています。
これらをきれいに取っておかないと、
次の漁に出た時に網が絡まって、うまく仕掛けられなくなってしまうそう。
ひとつひとつ手作業でとっていきます。
のんびりやっているとあっという間に時間が経ってしまうので、
素早く、ていねいにやっていくのですが…、
なんだかコツがありそうですね~。
ベテランさんの真似をしながら、私もがんばりました!
取れた海藻はこの量になりました。
この海藻は、畑をされている方が持って帰られました。
どうやらいい肥料になるそうです。
ちなみに、海藻以外にも、色々とかかっていました。
「漁師工房「拓」」さん曰く、
「このエイはおいしくない」そうです…。
この日の作業は8時頃に終了。
早起きした分、1日がとっても長くなりました。
それにしても、この後、お昼すぎには、また網をかけに行き、
真夜中に引き上げて、また、網の手入れをして…、と漁師さんってすごいなぁ、と思いました。
「漁師工房「拓」」さんでは、
漁の状況をWEBとtwitterで公開しており、
お手伝いしてくれる人を募集しています。
WEB→★ twitter→★
漁業のお手伝い「援漁」、
自分のできることからやってみるのもいいかもしれませんね。
(ちえぽん)
カテゴリー : いすみの風景