【地球環境基金活動報告】2019年7月1日、夷隅小学校でイノシシ対策の授業を行いました
今年度、環境基金助成事業の柱のひとつは、夷隅小学校で自然と共生する里づくり連絡協議会が行っている「教育ファーム」での授業内容をテキスト(副読本)にまとめることです。今年度も生き物観察会など何回か授業を行ってきました。
7月1日(月)には地域の課題でもあるイノシシ対策について、子どもたちにも知って欲しいと授業を行いました。
授業にはいすみ市農林課の鮫田さんや房総野生生物研究所の手塚さんの他、これまでも勉強会に講師としてお招きしていた農研機構の仲谷さん、そして、一般社団法人 Pine Treeの今井修さんに先生として来ていただきました。
この日の授業の目玉は、夷隅小学校付近の地図を使ってイノシシ駆除を考えるボードゲームを導入したことです。
このために、シリアスボードゲームの普及促進を図っておられる今井さんとイノシシの専門家仲谷淳さんが協力して、この地域のイノシシ対策ボードゲームを作成してくださいました。
手塚さんの説明の後、今井さんの説明を受けながらグループに分かれ、ゲームをしながら学びました。
いラ研の理事長高原も子どもたちと一緒にゲームをしました。
途中、仲谷さんからイノシシがどういう生き物なのかについての説明もありました。
高梨校長先生も授業の様子を見てきていらっしゃいました。
イノシシやイノシシの被害については、子どもたちの耳にも聞こえてきている身近な話題でもあり、子どもたちも熱心に、そして、楽しそうに授業に参加していました。
(えざき)
※「田んぼと生物多様性テキストづくり」は2019年度地球環境基金助成金の助成を受けて行います。
※このブログの記事は2019年度地球環境基金助成金の助成を受けて作成しました。
※いラ研は、環境保全活動をはじめ、SDGsを視野に入れたまちづくりに取り組んでいます。