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いなかからのお便り -いラ研ブログ-
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いなかからのお便り -いラ研ブログ-

【地球環境基金活動報告】2018年11月2日(土)、南房総市大房岬自然の家に情報交換に行ってきました

地球環境基金の事業では、市外の団体との協働活動も目標にあげているのですが、その手始めに、同じ千葉県の房総半島で活動されている「南房総市大房岬自然の家」(大房岬自然公園内)に行ってきました。

昭和55年に千葉県立の青少年教育施設として開所し、多くの団体、子どもたちを受け入れてきた後、平成17年9月に、県の指定管理者制度により、千葉自然学校に運営が委託されました。
平成20年度より千葉県から南房総市に移管され、「南房総市大房岬自然の家」として新たなスタートを切ったそうです。

この日は、房総野生生物研究所の手塚幸夫さんと、自然の家所長の神保清司さんを訪ねていきました。

神保さんとは、同じく地球環境基金の助成を受けて、「特定非営利活動法人 環境パートナーシップちば」さんが行われている事業「SDGs達成のためのESD担い手育成事業」で繋がりができました。
お邪魔するきっかけは、このESD事業のプラットフォームづくりで何かご一緒できないか、という思いつきだったのですが、いラ研の助成事業でも何かできないかいう思いもあり、お邪魔することにしました。

神保さんのところでは、自然公園内の環境を活かし、ビーチコーミングや沢歩き、川遊びはじめ、季節と誰を対象にするのか(子供向け、大人向け、ファミリー向けなど)に応じて様々なフィールドワークを行っているそうです。
利用者は、小学校の合宿が多いとのことで、年間約1万8,000~1万9,000の宿泊客、日帰りを入れると年間約3万の利用者があるとのことでした。とても規模の大きい活動をされているところでした。

ただ、独立採算制で活動をしているため、運営の苦労も多いということです。
また、南房総市大房岬自然の家さんは、千葉自然学校グループの一員として、同じ房総内に「君津亀山少年自然の家」があるとのことで、繁忙期にはスタッフを融通し合うことも少なくないとのことでした。

お話しをお伺いしながら、自然の家と自然公園内も見学させていただきました。

いラ研としても、とても魅力的な活動フィールドをお持ちの南房総市大房岬自然の家さんと、具体的に何か協働事業を考えたいのですが、彼らもすでに自分達の事業で手一杯のようで、すぐに何かということは思いつきませんでした。
まずは、情報の共有と共同発信かと思い、Facebookでのシェアなど地道なところからはじめることにしました。
ただ、「君津亀山少年自然の家」も含め、「南房総-君津-いすみ」と房総を横断しての、アクティビティやプログラム開発の可能性は引き続き、模索していきたいと考えます。

なお、当日の写真は誤って削除してしまったため、ご紹介することができません。
申し訳ありません。

(えざき)

※このブログの記事は平成30年度地球環境基金助成金の助成を受けて作成しました。

※いラ研は、環境保全活動をはじめ、SGDsを視野に入れたまちづくりに取り組んでいます。

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