【地球環境基金活動報告】7月20日、「第5回生物の多様性を育む農業国際会議 in いすみ」にて「エクスカーションⅠ:いすみ鉄道で行く房総の里山」を行いました。
7月20日の午後、「第5回生物の多様性を育む農業国際会議 in いすみ」の開催地主催サイドイベントとして、「いすみ鉄道で行く房総の里山」を行いました。
このコースは、いすみの里山で育まれている歴史、生活、そして、里の生物多様性を見て回るもので、29名の参加者がありました。
まずはいすみ鉄道に乗り、里山の駅まで移動しました。
車窓からムーミン人形のお出迎え。それを覗き込む参加者の皆さん。
里山の駅からはバスで行元寺へ移動しました。
行元寺は、谷津の丘のところに建つお寺で、江戸時代の浮世絵師・葛飾北斎の代表作「神奈川沖浪裏」に影響を与えたと言われる彫刻師・武志伊八郎信由の作品「波に宝珠」が飾られており、地域の観光地としても知られています。
ここで住職の話を聞きました。
次に、牛の糞尿を堆肥・液肥化させて「みねやの里」ほか地域の農家に提供し、その堆肥で育てた飼料米を牛の餌として利用する「循環型酪農」を実践している高秀牧場を見学しました。また、高秀牧場は6次産業化にも取り組み、チーズ工房、ジェラート工房、カフェを牧場内に設置しています。
この日はとても暑かったので、このカフェで一服しました。
最後に、水田と谷津に挟まれた場所に作られた、豊かな自然の中で生き物たちと触れ合うことができる施設「いすみ環境と文化の里センター」を訪れ、いすみ地域の生物多様性について職員から説明を受けました。
※このプログラムは平成30年度地球環境基金助成金の助成を受けて実施しました。
※このブログの記事は平成30年度地球環境基金助成金の助成を受けて作成しました。
※いラ研は、環境保全活動をはじめ、SGDsを視野に入れたまちづくりに取り組んでいます。
(えざき)