【地球環境基金活動報告】7月21日、「第5回生物の多様性を育む農業国際会議 in いすみ」にて映画「ホッパーレース」の上映会を行いました。
7月21日(土)、「第5回生物の多様性を育む農業国際会議 in いすみ」にて映画「ホッパーレース」の上映会を行いました。
この映画は、東アジアでの農薬を大量に散布する農民と、抵抗性稲品種の開発にいそしむ科学者の努力を尻目に、次々と環境に適応していくウンカとの闘いを描いた作品です。
今回の国際会議でもテーマのひとつになっている農薬散布について、課題を投げかける作品となっています。
上映会は会議のお昼休みに1回、本会議と分科会の間の休憩時間に1回、合わせて2回行いました。
1回目の上映会は、昼食を取りながらとなったため会場の席数を広げて対応、96名の入場者がありました。一方で、2回目の上映会は、2名の入場者でした。
また、たまたま本映画の監修をされた田坂興亜さんが、今回の国際会議に参加されていたため、1回目の上映の前にこの映画が訴えること、概要についてコメントをいただけるというサプライズがありました。
本映画の上映については、会議中に「第5回生物の多様性を育む農業国際会議 in いすみ」の実行委員のひとりである民間稲作研究所の稲葉光圀さんからの案内と推薦の言葉もあり、入場者は熱心に映画を観ていました。
2回目は、休み時間とは言え大事な会議の最中ということもあり、鑑賞にいらしたのは残念ながら親子連れの1組だけでした。
「第5回生物の多様性を育む農業国際会議 in いすみ」でもネオニコチノイド系農薬が大きな問題とテーマとなっており、東南アジアで起きている事態を知ることができて、たいへん参考になったという声が多数聞かれました。
※この上映会は平成30年度地球環境基金助成金の助成を受けて実施しました。
※このブログの記事は平成30年度地球環境基金助成金の助成を受けて作成しました。
※いラ研は、環境保全活動をはじめ、SGDsを視野に入れたまちづくりに取り組んでいます。
(えざき)