大沢昌助資料室ナギサ 2017年6月の展示
2017年6月ナギサの展示のご紹介です。
5月は東京・神楽坂での展覧会、『大沢昌助の世界展』Part20「没後20年記念」のため、お休みいただきました。
6月は、大沢先生のお父様の三之助さんの誕生月ということで、三之助さんの水彩画が展示されているほか、緑色の絵が展示されています。
左上:「無題」コラージュ、1989年(86歳)
右下:「無題」水彩、1984年(81歳)
練馬区立美術館追悼展出品
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左:「ふたり」版画(リト)、1972年(69歳)
版画の初期
右:「3色の構成」(2作対)水彩、1994年(91歳)
色画用紙に大胆にアクリル(油絵の具)で描かれた、力作。
若い現代美術の作家もびっくりする。
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「森の木陰」油絵、60号、1994年(91歳)
練馬区立美術館生誕100年展出品
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左:「木」水彩、1956年(53歳)
中:紙パレット、1991年(88歳)、常設展示
右:「ナポリの夕べ」大沢三之助(父)水彩、1867年(41歳)
三重県立美術館出品
文部省の依頼で4年留学、芸大に建築科創る。6月生まれ。
父・大沢三之助
芸大建築科主任教授。後に宮内庁匠の守になり、重要建築物を管理する。芸大・哲学堂・福沢諭吉邸など建てる。妹が福沢の長男と結婚、親戚となる。
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左上:「色のかたまり」紙にアクリル、1992年(89歳)
真中下:「無題」墨・和紙、1994年(91歳)
右上:「無題」コラージュ、1989年(86歳)
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※大沢昌助オリジナル版画集を500円(送料込)でお分けしております。ギャラリーアルカディアまでお申し込みください。
〒299-4622 千葉県いすみ市岬町押日163-3
先生のコレクションが練馬区立美術館に多いのは、先生がお住まいだった大田区に美術館がなかったこと、当時の練馬区立美術館の学芸員の方が、見識が高く、区内の作家に限らず、日本全国の優れた作家、作品を集められました。その中に先生の作品がたくさん含まれていたためです。
80歳を過ぎてからも、ますます活き活きとした作品を描き続けられ、息をするように自然体で絵を描かれた大沢先生の作品を、間近にご覧になりたい方は、ぜひお越しください。
◆大沢先生のオリジナル版画をまとめたパンフレット好評です。
このパンフレットに掲載されている作品は、練馬区立美術館にコレクションされており、現在もお買い求めいただくことができるものです。興味のある方は、大沢昌助絵画資料室ナギサ/ギャラリーアルカディア(0470-87-9379)までお問い合わせください(版画購入の際、返品は不可)。
又、資料室を見学にいらした方には版画集をさしあげます(A4 、16ページ、300円)。
大沢先生の絵は、多くの美術館だけでなく、資生堂やキヤノン、SANYO(三陽商会)などの企業からもコレクションされています。東京の画廊の方もよくいらっしゃるそうで、美術好きの方、絵の勉強をされたい方は資料室へぜひ足を運んでみてください。
また、大沢先生がいすみの海を描いた「海景」という題の版画の絵葉書ができました。100円です。
大沢先生が描いたいすみの風景画の絵葉書、この他にも作るそうですので、お楽しみに。
(えざき)
■「大沢昌助絵画資料室 ナギサ」概要
日本の洋画界を代表する大沢昌助先生(1903-1997)の作品を中心に、
他の作家さんの陶芸作品などを展示しています。
美術の専門家だけでなく、次の時代を担う子供たちや若者たちにも、
ぜひ心の目で作品に触れて欲しいと願い建てられた、小さな六角形の資料室です。
作品:学生時代より93 歳まで収蔵。毎月展示替。
常設:油絵(美術館レベルの大作含む)、水彩、デッサン、版画、コラージュ、
絵付け陶器作品を20 点以上常設展示。
公開:12:00-17:00、水曜・休、要・予約。
料金:大人500 円(月何回でも入室可)、学生無料。
大沢昌助絵画資料室ナギサ/ギャラリーアルカディア
Tel&Fax 0470-87-9379
http://osawashosuke.com/