「第2回・生物と環境に関する中・高校生交流会」参加してまいりました
先日案内いたしました
「第2回・生物と環境に関する中・高校生交流会」に参加してまいりました。
いすみの環境に関する漫画『或る海と川と里山の話』について
少々お話をしてほしいというお声がけをいただきまして。
中高生がどんな発表をするのか、わくわくしつつ行ってまいりました。
まずは生物の先生でいらっしゃった大藪健さんの講演から。
コウモリについて語る大藪さんはとても溌剌としていて
「コウモリ先生」の通称、納得いたしました。
いすみの人工洞窟で発見されたというアルビノの白いコウモリ、私も会ってみたいです。
続いて中学生の発表。
力学の話、光合成の話、ダンゴムシの話。三者三様でした。
「海のダンゴムシと山のダンゴムシで大きさや身体能力に違いがあるのでは…?」
という視点が個人的に新鮮でした。日頃よく見ているからこそ、好きだからこそだな、と。
お昼を挟んで、午後は高校生の発表。
カニの話。髪の毛の話。もうひとつカニの話。
こちらも身近なものへ目を向ける姿勢が素敵だなと思いました。
ちょっと目を向けてみれば、世界は不思議に満ちている。
と、あらためて気づかされた思いでした。
漫画についての話は中学生の発表の前にさせていただきました。
制作にあたり実際にいすみの海辺をあちこち見にいったり
里山の現状や問題についての話を聞いたりなど、
制作の経緯や描きながら思ったことなどを話させていただきました。
とても貴重な機会をいただきました。どうもありがとうございました。
中高生の皆さん、お疲れ様でした。
(どら)
※このブログの記事は平成28年度地球環境基金助成金の助成を受けて作成しました。