武蔵野美術大学での「いすみ」の認知度、大幅アップ – 「MAU COLLECTION / DEN」アーカイブ展報告
2016年11月3日に「いすみ市発 房総ライフスタイルプロジェクト」の一環として大原漁港で行われたファッションショー「MAU COLLECTION / DEN」ですが、そのアーカイブ展が武蔵野美術大学の鷹の台キャンパスで、2016年12月14日(水)~16日(金)に行われたそうです。
私たちは展示を見に行くことができなかったのですが、展示会の記録を大学からお送りいただいたので、ご紹介します。
いすみや赤坂のデザインラウンジを舞台にした活動が多い「いすみ市発 房総ライフスタイルプロジェクト」ですが、先日ご紹介したデザイン情報学科の井口ゼミ展をはじめ、今回のアーカイブ展で「いすみ」の露出が武蔵野美術大学内でも広がっているようです。
プロジェクト前までは、いすみのことを知っている学生は、出身者くらいだったのが、今ではかなりの学生がいすみの名前を知るようになったそうです。
できるだけ沢山の人に「いすみ」の名前を憶えてもらって、関係人口(対流人口)を増やしていくという、本プロジェクトの目的の第一歩が確実に達成されつつあります。
また、ファッションショーを見た地元の学生さんから、武蔵野美術大学を受験したいと大学に直接問い合わせがあったそうで、それもうれしい話です。
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「MAU COLLECTION / DEN ARCHIVE」
日程 2016年12月14日(水)~2016年12月16日(金)
場所 鷹の台ホールB 展示室(課外センター展示室)
アーカイブ展の趣旨
6月のOCから始まった(企画・構想段階を含めれば4月から…)DENの3つのショーの記録を展示。
アートナイトといすみ市の公演は学外公演のため来られなかった方も多く、学内展示をすることでその映像や服が見ることができる。
ショー当日にはコンセプトなどを説明することがなかったためショー自体や服に込められた意味など、こちら側の作品で伝えきれなかったことを伝えられる良い機会になる。
展示を開催した成果として…
3日間(1日目→11:00-19:00、2日目→12:20-19:00、3日目→11:00-18:00)で約140人来場。(課外センターでの展示としては異例だと思います…笑)
来場者層としては、ショーに携わったスタッフ・モデル以外にも、僕らの活動に興味を示してくれた学生、武蔵美職員の他に通りすがりの方や普段から同会場の展示を見に来ているファイン系の学生も多く見られた。
また、今回の展示が自己満足で終わることのないよう、アンケートを実施。
・行けなかったので映像で見れてよかった、生で見れなくて悔しい。
・毎回ショーで会場に馴染むような世界観を演出できるのがすごい、不思議。
・会場の空間を演出しているのがよかった、内容的にも見応えがあって飽きなかった。
・来年もやってほしい、別会場でまたショーをやってほしい。
・空デは他学科にいい刺激を与えている。
など、アーカイブ展を行い同じ学生たちの素直な意見を聞くことができた。
また、今回のショーを見て空デに入りたいと希望している高校生もいるという、嬉しい成果をもたらした活動となった。
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(えざき)