【いラ研ゆく年くる年2016】9月16日「いすみ市発房総ライフスタイル・プロジェクト」中間報告会
今年、いラ研で行った活動をリアルタイムでご報告できなかったものを、【いラ研ゆく年くる年2016】としてご案内していきます。
活動ログとして残しておく目的で、掲載していきます。
情報としては古くなっていますが、お許しください。
昨年から行われている、いすみ市と武蔵野美術大学による産官学民協働プロジェクト「いすみ市発房総ライフスタイル・プロジェクト」の今年度中間報告会が、2016年9月16日(金)午後に、東京・赤坂のミッドタウン内にある武蔵野美術大学運営のデザインラウンジで行われました。
このプロジェクトは、井口博美先生のところに、私、江崎が「いすみといラ研を、デザインを切り口に全国区にしたいのですが、ムサビと何か一緒にできないでしょうか?」と、約2年前に相談に行ったことがきっかけでした。
「デザインを切り口に全国区にする」とは、「デザイン」なり「デザイン教育」、「デザインで街おこし」と言った時に、「いすみ」や「いラ研」を思い出してくれるようにする、ということです。
全国的に知られるようになるには、いすみやいラ研のような無名のところは、何かピンポイントにテーマを絞ってやる方が効率的というところから、「デザイン」に絞り、以前から交流のあった井口先生に相談したのでした。
では、何の「デザイン」なのか、ということについては、まだ模索中ですが、ひとつの方向性として「ライフスタイル・デザイン」というものでいけないか、とまずは考えています。
というところで「いすみ市発房総ライフスタイル・プロジェクト」名前も考えられています。
井口先生のご尽力により、昨年度、プロジェクトを立ち上げ、いすみ市役所や株式会社コンセント社様のご協力を得て、助走プロジェクトを実施することができ、本年度、いよいよ本事業の実施となり、ここまで来ました。
中間報告回ですが、まずはじめに、このプロジェクトで武蔵野美術大学のキーマンである、デザイン情報学科の井口先生から、このプロジェクトの経緯と概要の説明がありました。
いすみ市からは、早川参事が登壇され、市の地域創生に関わる取り組みについての状況説明、地域おこし協力隊の活動、千葉大や早稲田大などとの産学プロジェクトの取り組みなどについて、お話しいただきました。
いラ研理事長の高原も、ご挨拶をさせていただきました。
続いて、武蔵野美術大学から11月に行う予定の空間デザイン学科学生ファッションショー・イベント「MAU COLLECTION 2016 『DEN』」についての実施概要の説明、デザイン情報学科井口ゼミ4年生の有志によるいすみ地域のライフスタイルリサーチの概要説明、このプロジェクトの協力企業コンセント社による「いすみ未来会議」の企画概要説明などが行われました。
法人企画グループ 社会連携チームの板橋さんによる、「MAU COLLECTION 2016 『DEN』」についての説明がありました。
このファッションショーは、11月3日に実施されました。
その時の実施風景については、すでにこのブログでもご紹介しました。
次に、ライフスタイルリサーチの報告が井口教授からありました。
井口ゼミの4年生が、実際にいすみに来てくれて、市民の方々にインタビューを行いました。
このリサーチの模様も、このブログでご紹介しました。
卒論のテーマにいすみを選んでくれた4年生も出てきて、さらに何度かいすみを訪れ、地域おこし協力隊の方のお世話になっている人もいるそうです。
そして、コンセント社の「Pub Lab」チーム小橋さんから、地域おこし協力隊の創業支援を主眼においた「いすみ未来会議」の計画について、お話しがありました。
最後に、懇親会が行われ、いすみ市の水産商工観光課、移住・創業支援班の皆さんが用意してくださったいすみブランドの食べ物を振る舞っていただき、交流を深めました。
(えざき)
カテゴリー : いすみ市発房総ライフスタイルプロジェクト(Design Thinking/Service Design), お知らせ, 広域連携・房総ジャンボリー