【ご報告】3月24日「いすみ市発房総ライフスタイルプロジェクト」報告会
開催から随分と間が空いてしまいましたが、武蔵野美術大学 デザイン・ラウンジといすみ市の産官学民協働プロジェクトの27年度報告会が、3月24日(木)東京・赤坂にあるミッドタウンで行われました。
まずは12時からは、いすみ市で昨年秋から行われてきたワークショップ、インタビューなどのアウトプット展示が行われました。
この日のために、いすみ市役所にもご協力いただき、市のパンフレットやポスターなども持ち込み、展示していただきました。
いすみでのフィールドワークのコーディネイトを行ってきた我々にとっては、何やら懐かしい記録となっています。
この日は、いすみ市からも市職員や地域おこし協力隊の方々が参加、また、いすみから来た方もいらっしゃいました。
17時から発表会の開始。
いすみ市早川参事の講演『千葉県いすみ市の地方創生の取り組みと、地域おこし協力隊について』、コンセント社の講演『地方創生におけるサービスデザイン』が行われました。
会場から質問や意見も出ました。
また、武蔵野美術大学井口先生からは、挨拶の時に、「房総ライフスタイルプロジェクト」の基本コンセプトについてご紹介いただきました。これは、このプロジェクトではとても大事だと思われますので、ご紹介します。
デザインの地域への貢献の在り方についても、時代の変化を感じさせます。
■ハード(箱もの)からソフト(ライフスタイル)的視点による地域デザインへ
■アート・イベントによる地域活性化からサービスデザインに着目した地域資産化へ
■ソーシャルデザイン思考による「パブリックデザイン」の方法論研究とその先行事例開発 → フィールドの確保
今回、コンセント社が作成されたまとめの資料をpdfで配布します。
興味のある方はこちらからダウンロードしてください(48MBありますので、ご注意ください)。
19時からは交流会が行われました。
いすみ市からは、インタビューに応じていただいた松﨑農園の苺や駒形さんのチーズ、木戸泉の日本酒などを持ち込み、その味覚を楽しんでいただきました。
今年度は、いよいよ学生を巻き込んでの活動が行われます。
お楽しみに。
(えざき)