畑の上のソーラーパネル2 ~開所式~
先日21日(土)にブログでご紹介した、五平山農園・藤江さんのブルーベリー畑のソーラーパネルが設置完了しました!
本日開所式があるということで、再びお邪魔させて頂きました。
前回伺った時はまだ骨組みだけでパネルが載っていなかった部分が、全てパネルで埋まっています。
手作業で全て設置するのは大変だったかと思います・・・。
本当にお疲れ様です。
このソーラーパネル、ある注目ポイントがあるのです。
それは、1日の太陽の動きに合わせてパネルの角度も変わっていくこと。
・効率よく太陽光を利用できる
・角度が変わる事でパネルの下の農地に落ちる雨だれの場所が分散され、土へのダメージが軽減される
・嵐や風が強い日はパネルを水平に保つことで影響を受けにくくできる
などの利点があります。
もちろん自動で動きます。
この方式のものが実際に設置され作動するのは今回が世界で初めてだそう。
今後の効率の実証が楽しみです。
さて開所式。
この日のために全国のソーラー関連会社の方や自然エネルギー関連のNPOの皆さん約50名が集まりました。
開所式後は交流会。
各団体の発表などもあり皆さまとても熱心で活気があります。
ここいすみで世界で初めてのものに取り組む事業があり、それに賛同する方達が集まり大きな輪になっている様子が見えました。
都会に負けない大きなパワーがあります。
私自身、なるべく自然エネルギーを使用できる世界になったら良いなと思いつつ、何も取り組めていませんでしたしまわりも考える環境ではありませんでした。
でも実際に行動している方々を見るとエネルギーの問題は身近なものとわかります。
引き続き、藤江さんのブルーベリー畑のソーラーシェアリングに注目していきたいと思います。
(ほりい)
ブルーベリー畑の上のソーラーパネル
ソーラーシェアリングについて
NPOいすみライフスタイル研究所にて、2013年、環境省
「地域主導型再生可能エネルギー事業化検討事業計画策定業務」
の採択を受け、2013年10月に推進団体として
「いすみ自然エネルギー推進協議会」を設立し、地域主導型の
再生可能エネルギー事業化検討を進めています。
そんな中、昨年2014年春に、事業化を進めるに当たり
「いすみ自然エネルギー株式会社」が設立され、
ついにこの春、
ブルーベリー畑にソーラーシェアリングが完成しました。
(かずえ)
カテゴリー : いすみの風景