畑の上のソーラーパネル。
まだまだ風は冷たいですが、陽ざしはだいぶ暖かくなってきた今日この頃です。
その陽ざしを活かす取り組みとして・・・ブルーベリーやイチジクを栽培されている五平山農園の藤江さんの畑にソーラーパネルが設置されると聞いて行ってみました。
ブルーベリー畑に架台が組まれています。
私が見たことのあるソーラーパネルは、屋根や土地にパネルのみ設置する方法ばかりでしたが・・・。
ここではブルーベリー畑はそのままにして日照条件が悪くならないようパネルの隙間をあけつつ、高さ約3mのところ設置しているとのこと。
「ソーラーシェアリング」という画期的な新しい方法だそうです。
季節になるとお客さま向けにブルーベリー狩りをして頂ける畑だそうですが、今後も変わらず楽しめます。
空間の有効活用ですね。
この広さでだいたい10軒分の電気を作ることができます。
出来た電気は東京電力に売電するそう。
一番驚いたのは、設置をしているのは外部業者さんかと思ったら、皆さんお知り合い。
もちろんソーラー関係の技術者など、詳しい方なのですがこの事業に賛同し協力している方たちばかり。
市原市の方や、福島県の方も!
本日のお助け人数は約19名。賑やかに行われていました。
細かい組み立て作業も自分達で。
高所作業は慣れている人が。
1枚1枚パネルを設置していきます。総パネル数は約180枚。
自分達で作り上げるからヒトゴトではなくなるし、何かで壊れてしまった場合でもある程度は自分達で直すことができるのがいいよね、とのこと。
まずは自分達でやってみて実例をつくり、今後土地や休耕地を持っている方の間で広がっていくようにしたいにするというお話を伺いました。
本当に大変な作業だと思うのに、皆さんなんだか楽しそうに話して下さいます。
ブルーベリーも電気も同時に育てちゃう太陽熱もすごいですが、人のエネルギーも負けずにすごい!
次のブルーベリー狩りは、運転中のソーラーパネルの下でできるはず。
楽しみですね!
(ほりい)
カテゴリー : いすみの風景