2021年11月3日、生物多様性と地域資源循環を学ぶためのゲーム制作勉強会行いました
11月3日(水)、生物多様性と地域資源循環を学ぶためのゲーム制作勉強会行いました。
今回は、持続可能な社会をいろんな切り口で見てみようということで、例えば、防災や食などでの切り口で意見交換をしました。
知識を吸収するのではなく、発見力をどう鍛えるか、考える仕掛けをゲームで表現できたらよいのではないか。
例えば、「エコツーリズムのジレンマ」をテーマにしてみる。
・ゲームでジレンマを経験して学ぶ。
・生態系や多様性の維持に対して、コストは誰が払うのか?
・エコツーリズムを誰の立場に立って考えるか?
・助成金、補助金に代わる地金調達の方法もクラウドファンディングなど他の手法も考えられるだろう。
などを確認しました。
午後には、街の医療対策を疑似体験する協力ゲーム「ターン・ザ・タウン」を体験しました。
これは、健康な暮らしができる街を、住民が協力し合って作っていくゲームで、商店街の活性化と住民の健康との間にトレードオフ(ジレンマ)の関係を設定し、両者のバランスを取りながら街づくりをしていくというもの。
環境保全と環境破壊のトレードオフ(ジレンマ)関係から持続可能な地域を作ることを考えた場合に、参考になるだろうということで、試演しました。
確かに、トレードオフ関係の中から、日々の経済活動を無自覚に行っていると私達が望ましいと思う結果(未来)にたどり着けないということを、このゲームを行うことで知ることができました。
(えざき)
※この勉強会は2021年度地球環境基金助成金の助成を受けて実施しました。
※このブログの記事は2021年度地球環境基金助成金の助成を受けて作成しました。
※いラ研は、環境保全活動と地域資源の循環促進など、SDGsを視野に入れたまちづくりに取り組んでいます。