2020年3月26日、いすみの生物多様性テキストが出来上がってきました
今年度の地球環境基金の助成事業の目玉のひとつであったいすみの生物多様性テキスト、「いすみの田んぼと里山と生物多様性」が刷り上がってきました。
このテキストは、私たちいラ研も地域で参加している「いすみ自然と共生する里づくり連絡協議会」の取り組みの中で行われている有機米「いすみっこ」づくりと教育ファーム、そして、昨年度開催の農業国際会議「第5回生物の多様性を育む農業国際会議 in いすみ」などで地域の子供たちに対して行われてきた授業の教材を元に作成しました。
生物多様性がいすみ市の農業・漁業から文化や自然環境までさまざまな恵みをもたらしていることを知るための、さらには里山里海の昔と今について考えるための教材として、いすみ市内の小学生に使っていただくことを目的としています。
テキスト作りにあたっては、夷隅小学校の市原洋先生、東小学校の藤平健太先生、長者小学校の松本光史先生にもご協力いただき、いすみ市農林課の鮫田晋さん、房総野生生物研究所の手塚幸夫さんに執筆いただきました。
今回、教育ファームの授業を受けている小学5年生をターゲットにしたテキストづくりをしましたが、漢字の読み方や考え方など、実際に子供たちが読んでもわかるようにするのに、先生方のアドバイスはとても役立ちました。
いラ研メンバーも加わり、編集委員の皆様、
仕事終わりに駆けつけたり、途中時間をとってのご参加など、
月数回にわたるMTGを行い作成しました。
以下、主なミーティング(MTG)の様子です。
皆さん、お忙しい中、時間を作って参加していただき、ありがとうございました。
できあがったテキストは、市役所と教育委員会を通じて、市内の小学校に配布していくほか、地域の方々にも読んでいただくために地域の拠点やいラ研のイベントなどでも配布していく予定です。
(えざき)
※このブログの記事は2019年度地球環境基金助成金の助成を受けて作成しました。
※いラ研は、環境保全活動をはじめ、SDGsを視野に入れたまちづくりに取り組んでいます。