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いなかからのお便り -いラ研ブログ-
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いなかからのお便り -いラ研ブログ-

2018年11月

【地球環境基金活動報告】7月20日、「第5回生物の多様性を育む農業国際会議 in いすみ」にて「エクスカーションⅠ:いすみ鉄道で行く房総の里山」を行いました。

7月20日の午後、「第5回生物の多様性を育む農業国際会議 in いすみ」の開催地主催サイドイベントとして、「いすみ鉄道で行く房総の里山」を行いました。

このコースは、いすみの里山で育まれている歴史、生活、そして、里の生物多様性を見て回るもので、29名の参加者がありました。

まずはいすみ鉄道に乗り、里山の駅まで移動しました。

車窓からムーミン人形のお出迎え。それを覗き込む参加者の皆さん。

里山の駅からはバスで行元寺へ移動しました。

行元寺は、谷津の丘のところに建つお寺で、江戸時代の浮世絵師・葛飾北斎の代表作「神奈川沖浪裏」に影響を与えたと言われる彫刻師・武志伊八郎信由の作品「波に宝珠」が飾られており、地域の観光地としても知られています。
ここで住職の話を聞きました。

次に、牛の糞尿を堆肥・液肥化させて「みねやの里」ほか地域の農家に提供し、その堆肥で育てた飼料米を牛の餌として利用する「循環型酪農」を実践している高秀牧場を見学しました。また、高秀牧場は6次産業化にも取り組み、チーズ工房、ジェラート工房、カフェを牧場内に設置しています。

この日はとても暑かったので、このカフェで一服しました。

最後に、水田と谷津に挟まれた場所に作られた、豊かな自然の中で生き物たちと触れ合うことができる施設「いすみ環境と文化の里センター」を訪れ、いすみ地域の生物多様性について職員から説明を受けました。

 

※このプログラムは平成30年度地球環境基金助成金の助成を受けて実施しました。

※このブログの記事は平成30年度地球環境基金助成金の助成を受けて作成しました。

※いラ研は、環境保全活動をはじめ、SGDsを視野に入れたまちづくりに取り組んでいます。

(えざき)

【地球環境基金活動報告】7月20日、「第5回生物の多様性を育む農業国際会議 in いすみ」にて「いすみの生物多様性を育む農業現地見学」を行いました。

7月20日の午後、「第5回生物の多様性を育む農業国際会議 in いすみ」の開催地主催サイドイベントとして、「いすみの生物の多様性を育む農業現地見学」を行いました。

いすみ市は、2014 年から民間稲作研究所の支援を受けて、生物の多様性を活かした抑草・病害虫防除技術と安定多収技術の確立をめざしてきました。

この見学会では、30名の参加者があり、いすみ市の有機水田をはじめとする地域循環型農業の現場を見てまわりました。

1.みねやの里
2004 年から集落の農家21 戸が参加する1 集落1 農場方式で農業を営んでいます。
いすみ市のすすめる自然と共生する里づくりのモデルエリアとして、2013 年から水稲無農薬栽培に挑戦、有機水田は3ha ほどあります。ビオトープを設置して、生物多様性を豊かにすることで害虫被害を抑えたり、大豆や米ぬかなどを使った自家製肥料による循環型農業に取り組んでいます。
この日は、代表の矢澤さんが話をしてくださいました。

2.伊大知(いおち)農場
現場の説明をしてくださった伊大知衛(いおちまもる)さんは、千葉の三大米どころといわれる夷隅で良質米づくりをけん引してきた「ちば国吉米匠の会」のリーダー的存在です。2015 年に有機米づくりに参加してから、約2ha の田んぼを3 回の代かきや、深水管理などで見事なまでに雑草を生やさず管理しています。

3.いすみ市土着菌完熟堆肥センター
落ち葉などに付着している糸状菌(好気性の微生物)を発酵に利用した完熟堆肥を作っている施設です。堆肥の原料には、地域由来の米ぬかや孟宗竹、海藻などの資源を利用しています。

最後に、エクスカーションⅢいすみのオーガニックライフのコースにもなっているブラウンズフィールドにあるカフェ「ライステラスカフェ」にて、見学のまとめをしました。

 

※このプログラムは平成30年度地球環境基金助成金の助成を受けて実施しました。

※このブログの記事は平成30年度地球環境基金助成金の助成を受けて作成しました。

※いラ研は、環境保全活動をはじめ、SGDsを視野に入れたまちづくりに取り組んでいます。

(えざき)

【地球環境基金活動報告】7月22日、「第5回生物の多様性を育む農業国際会議 in いすみ」にて「第13回日韓田んぼの生き物調査交流会・子ども紙芝居」の発表を行いました。

7月22日(日)、20日から3日の日程で行われた「第5回生物の多様性を育む農業国際会議 in いすみ」の閉会セレモニーにおいて、総合学習の中で紙芝居を作った夷隅小学校5年のみんなが紙芝居「たんぼでもぐもぐ」を発表しました。

プログラムの時間の関係で、5年生全員での発表ということはできませんでしたが、紙芝居づくりの講師をしてくださったキム・ファンさんとクラスを代表して5人の児童がステージに立ち、田植えや田んぼでの生き物観察、そして、紙芝居づくりについて感じたことなどを発表しました。

発表の後、韓国から来た調査交流会のメンバーと記念撮影をし、お互いに親睦を深めていました。

また、子どもたちと担任の先生、校長先生との記念撮影もしました。

紙芝居発表の模様は、朝日新聞や千葉日報などにも紹介されました。

ステージに立つ前の5人の子どもたちの練習風景と先生達と円陣を組んでいるところです(キムさんのFBの写真から)。

夷隅小の皆さん、本当にお疲れ様でした。
ありがとうございました。

 

※このプログラムは平成30年度地球環境基金助成金の助成を受けて実施しました。

※このブログの記事は平成30年度地球環境基金助成金の助成を受けて作成しました。

※いラ研は、環境保全活動をはじめ、SGDsを視野に入れたまちづくりに取り組んでいます。

(えざき)

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