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いなかからのお便り -いラ研ブログ-
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いなかからのお便り -いラ研ブログ-

【地球環境基金活動報告】6月7、8日:「第13回日韓田んぼの生きもの調査交流会」の事前調査を行いました

「日韓田んぼの生きもの交流会」は、2006年の第1回の開催から今年で13回目を迎えます。
生き物の揺り籠とも言われる湿地帯としての「田んぼ」とその周辺域に生息する生物の調査研究活動を通して、生物の多様性を育む農業のあり方を考えることを目的に、日本と韓国の生産者、消費者、湿地活動研究者、地域住民、子どもたちが調査・交流を重ねてきた催しです。

第13回の「日韓田んぼの生きもの調査」は、7月にいすみ市で開催される「第5回生物の多様性を育む農業国際会議(ICEBA)2018inいすみ」のホストであるいすみ市にある団体、自然と共生する里づくり連絡協議会と私たちNPO法人いすみライフスタイル研究所が主催者となり行います。

今回は、国際会議のイベントとして規模を拡大し、これまでの調査の講師・スタッフとして関わってきた林鷹央氏(生きもの認証推進協会)と舩橋玲二氏(NPO法人田んぼ)による調査と、地元夷隅小学校で実施している田んぼの生きもの調査に関わってきたスタッフによる小学生対象調査を同時に行います。
さらに今回は、韓国からトキ復元センターのあるウポ沼周辺で環境学習をしている小学生約10名も加わり、地元夷隅小学校・千町小学校の生徒と一緒に田んぼの生きもの調査を行う予定です。

6月7(木)、8(金)日に、7月20日の生き物調査交流会のための事前調査会を、当日の会場になる荻原古屋谷地区の有機水田と周辺の水路で行いました。
この日は、林さん、舩橋さんの他に、分科会II「生物多様性向上に貢献する田んぼの生きもの調査」のパネリストである農研機構農業環境変動研究センターの池田浩明さん、NPO法人ラムサール・ネットワーク日本の呉地正行さんと浅野正富さんほか、全農ビジネスサポートの山崎敏彦さんもお出でになり、実際に生き物の採取をしてただ、分科会および「第13回日韓田んぼの生きもの調査交流会」についての打ち合わせをされていました。

※第13回日韓田んぼの生きもの調査交流会は平成30年度地球環境基金助成金の助成を受けて行います。
※このブログの記事は平成30年度地球環境基金助成金の助成を受けて作成しました。

(えざき)

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