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いなかからのお便り -いラ研ブログ-
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いなかからのお便り -いラ研ブログ-

2017年03月

2月18日(日)、蔦谷栄一氏、仲谷淳氏を招き、「農的ライフスタイルデザイン勉強会」を千町保育所跡地で行いました。

遅くなりましたが、1か月ほど前のイベントのご報告となります。
2月18日(日)13時半から千町保育所跡地で「農的ライフスタイルデザイン勉強会」を行いました。

この勉強会は、地球環境基金の助成金を受けて実施しました。
里山里海の環境保全を行う啓蒙活動事業の一環として、里山里海の環境保全のためには農業の活性化はもちろんのこと、暮らしの中に農的な要素を加えていくことが重要ではないか、また、そのことが地域の魅力アップや活性化にもつながるのではないかという問題意識と仮説から行いました。

当日は、講師として、蔦谷栄一氏(農的社会デザイン研究所代表)、仲谷淳氏(中央農業総合研究センター)のお二人をお招きしました。

蔦谷さんには昨年2016年9月の勉強会で、我々から、
・耕作放棄地
・新規就農
・農家の流通体制づくり、都市部との接点づくり
・獣害被害
の4つのテーマについての知見をいただきたいということで一旦持ち帰っていただいたのですが、今回、その回答をいただきました。

また、仲谷さんには、今年度集落単位で取り組んだイノシシ対策の概要、イノシシの被害について、改めてお話しいただきました。

今回の勉強会は、参加人数が少なかったため、形式ばった講演形式はやめ、円卓会議のかたちで、お二人の先生方の話をきっかけにして、思ったこと感じたこと、気になったことなどをやり取りするかたちにしました。

蔦谷さんからの資料(一部抜粋)
———————————
<基本テーマ>農と里山里海環境保全とライフスタイルをつなぐ
[課題についての基本的整理]
1、耕作放棄地をどうするか~海外も含めた事例、実践者との交流→地域資源としての活用
 ○水田利用のステップ
  ・米→酒米→米粉→飼料用米・飼料用稲→エタノール→放牧
 ○放牧
  ・畜政での位置付け
  ・多様な放牧形態:水田放牧、林間放牧、山地酪農
  ・中小家畜の活用
 ○その他
  ・体験農園等
  ・退耕還林
2、新規就農をどう呼び込むか~担い手の育成、受入の事例→農業・農村の魅力発現、経済的自立
 ○対応策
  ・法人化しての雇用(教育ファーム的運営)
  ・里親制度
  ・ビジネスモデルの確立
○現場からの主な声
  ・基本は家族経営、法人の雇用<徒弟・里親制度
・資金助成より自立支援
・「よそ者・若者・馬鹿者(変わり者)」の受入体制
  ・農地より家
3、農家の流通体制づくり、都市部との接点づくり~農業を生業にして成り立つためにどうしたらいいのか?→地域に対する誇り、地域コミュニティと地域内循環
 ○産地づくり
  ・差別化(横手・浅舞酒造のテロワールへのこだわり)
○消費者との直結―ICTによる情報発信と宅急便の活用、生協等との取引活用、CSA
○農商工連携
○地域自給圏(FEC)、市・フリーマーケット
○祭り、地域発見(ブラタモリ)
4、獣害被害~その対策→命をいただく、棲み分ける
 ○ジビエ
○様々なトライアル
○混交林
5、その他
 →取組主体の形成、人づくり
 ○「協同労働」という取組み方
 ○あらたなコミュニティづくりと“バール”“カフェ”
———————————

この日は、いろいろなイベントと重なり合い参加者が少なくて、残念でした。
せっかく遠方からお二人の先生に来ていただいたのですが、我々のPRの力が弱かったため集客が十分ではなく、とてももったいないことをしてしまいました。

今年度のこの事業は、3月19日のリバークリーンで終了したのですが、来年度も申請中で、もし申請が通りましたら、次はもっと効果的な集客、啓蒙活動を行いたいと思います。

蔦谷さん、仲谷さん、遠方からありがとうございました。

(えざき)

※このブログの記事は平成28年度地球環境基金助成金の助成を受けて作成しました。

3月19日「いすみ川SUPリバークリーンクルーズ」行いました。次回開催は、4月16日です。

「いすみ川SUPリバークリーンクルーズ」を、3月19日(日)、環境と文化の里センター近くの夷隅川にて行いました。

当日は、天候に恵まれ、天気も良く春らしい暖かい日となりました。今回は、遠くは埼玉からの参加者も含め6人の参加となりました。
私は体調が思わしくなかったので、陸から見学させていただきました。

このクリーンクルーズですが、初心者の方にはパドルの使い方はじめSUPのやり方について、丁寧に教えてくれることがありがたいです。
また、海と違って波が静かなので、初心者でもやりやすいこと、クリーニングにベテランのサーファーやボーダーの人が参加してくれているので、優しく見守ってくれ安心して参加できることなども、SUP体験のハードルを下げてくれます。

今回も、ベテランの方々が率先して川に入り、ゴミを集めて回りました。

1時間半くらいで集めたゴミは、こんな感じです。
川岸でバーベキューか飲み会をやったらしく、缶ビールの空き缶が大量に放置されていました。

川に限らず海もそうなのですが、自然を楽しみながらバーベキューをしたのに、ゴミを放置で自然を汚して帰っていく不届きものがいなくならないのが、不思議で仕方ありません。

次回のリバークルーズは、4月16日(日)です。

興味のある方は、ぜひご参加ください。

いすみ川SUP リバークリーンクルーズ
——————————

国内でも有数の恵まれた自然を有するいすみ川ですが、環境や地形の変化でゴミの流出や、護岸の荒れた状況が問題になってきております。放ておくと景観の悪化、獣害の増加や海洋汚染にもつながる心配があります。

いすみ川の自然環境保全のための流域調査と川の清掃を行うことにしました。一緒に自然に対する意識を高めながらSUPのエクササイズで健康維持増進を目指してみませんか?

継続して開催しますので、ゴミと体脂肪の減量に挑戦しましょう。

主催:いすみパドルクラブ
共催:NPO法人いすみライフスタイル研究所
※このイベントは、平成28年度地球環境基金助成金の助成を受けて実施します。

協賛:Brown’s Field 古民家プロジェクト、(株)アルプロン、(株)JVCケンウッド
参加対象者:小学生以上
参加費:3800円(税込)
募集人数:各回20名

開催日:4月16日、5月14日、6月11日、7月16日、8月13日、9月17日、10月15日、11月19日、12月17日
集合場所:Brown’s Field 古民家 駐車場 〒299-4504 千葉県いすみ市岬町桑田1501-1

スケジュール:
10:00:Brown’s Field 古民家または、いすみパドルクラブ集合、着替え・移動
11:00:万木桟橋からリバークルーズスタート
12:30:クルーズ終了、記念撮影、移動・シャワー・着替え
13:00:振り返りをしながらのティータイム
14:00:解散

レンタル:ウエットスーツ ¥2,000、ブーツ ¥1,000(税別)

持ち物:
●水に濡れて良い格好(ラッシュガード、ボードショーツ等)、着替え、タオル、日よけ対策(日焼け止め、帽子等)
●ウエットスーツをお持ちの方はお持ちください。

★ご注意事項
●各回、定員になり次第募集を締め切らせていただきます。各回定員20名。
●お申込み後、事務局より詳細情報をご連絡差し上げます。
●受付時間を目安に余裕を持ってご来場ください。
●お客様の都合で止むを得ずキャンセルなされる場合は、事前にご連絡ください。
●本イベント中に撮影した写真、ビデオにつきましては、主催者及び協賛企業において宣伝・販売促進等の手段として、PR活動、その他の販促物に使用することがあります。不都合がある方は事前にお申し出ください。
●天候・その他の事情により変更になる場合がございますのでご容赦ください。
●中止の場合は前日17時までに、順次ご連絡差し上げます。
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(えざき)

※このブログの記事は平成28年度地球環境基金助成金の助成を受けて作成しました。また、今回の勉強会も平成28年度地球環境基金助成金の助成を受けて実施します。

「いすみ市発 房総ライフスタイルプロジェクト」が雑誌「行政&情報システム」2017年2月号で紹介されました。

2015年から取り組んでおります産官学民協働プロジェクト「いすみ市発 房総ライフスタイルプロジェクト」ですが、「産」の役割を担ってくださっている株式会社コンセントに所属し、いすみにも何度もいらっしゃっている川原田大地さんが、雑誌「行政&情報システム」2017年2月号に、このプロジェクトについて寄稿されました。

「行政&情報システム」という雑誌は、一般社団法人行政情報システム研究所というところが発行している電子政府を専門に取り扱う雑誌で、行政情報化や電子政府に関する内外の情報を紹介している雑誌だそうです。
2月号は「サービスデザイン」を特集していました。
私たちの「いすみ市発 房総ライフスタイルプロジェクト」も、このサービスデザインの手法を用いて地域活性化のプロジェクトを展開して欲しいという狙いで、日本を代表するデザインコンサルティング会社、コンセント社さんに参加いただきました。

私は、当初、地域や行政のサービス向上を考える場合に、地域や行政の都合で考えるのではなく、利用者の視点に立った展開が求められるようになってきているという認識のもとに、「人間中心(Human centered)」に利用者との接点を考え、デザインする「Design Thinking」の考え方で何かできないかと考えていたのですが、武蔵野美術大学の井口教授は、この「Design Thinking」の流れを発展させた「サービスデザイン」という考え方を導入されました。

この「サービスデザイン」という考え方で、いすみでどのようなことが行われてきたのか、興味のある方は今回、「行政&情報システム」編集部のご厚意により、川原田さんの記事のPDF配布を特別に許可してくださいましたので、こちらからダウンロードしてご覧になってください。
もしくは、よろしければ、この雑誌をご購入ください。>>雑誌のご購入はこちら

これまで行われて来た市民協働ワークショップや市民インタビューなども紹介されています。

(えざき)

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