「いすみ市発房総ライフスタイル・プロジェクト」の一環として、12月8日(木)18時より「いすみ市農村環境改善センター」にて、「いすみ未来会議」を行いました。
この「いすみ未来会議」の目的は、いすみ市にやってきた「地域おこし協力隊」の定着を後押しすることです。
いすみ市には現在13名の地域おこし協力隊員が所属しています。
彼らは、自分なりの問題意識を持って、いすみ地域の活性化に役立つ活動をしたいと応募をして総務省から3年間以下の期間限定で派遣されてきた人達です。
せっかくいすみに来てくれた彼らに、この地域で何らかの役割と活動の基盤を見つけ出し、協力隊の任期が終わった後もいすみで暮らしてもらいたいという考えから、このプロジェクトはスタートしました。
今回の会議を開催するにあたっては、東京のデザイン・コンサルティング会社コンセント社のPub_Labチームといすみ市の地域おこし協力隊が中心になって活動。SkypeやSNSを使ってやり取りをしながら、企画から実施計画までを作っていきました。
今回は、地域おこし協力隊の面々がどういうことを考えているのかの、そして、事業アイデアをすでに持っている隊員には、その事業アイデアのお披露目をしていただきました。
当日は、太田市長、上島副市長、早川参事の御三方にもご出席いただきました。
太田市長の挨拶。
地域おこし協力隊の発表者は、7人でした。
発表の順番を緊張した面持ちで待つ、皆さん。
水之江豊さん:いすみをチーズの街としてPR。
大竹真さん:竹炭研究会を立ち上げたばかり。竹で環境保全と街おこし。
草原学さん:撮影スポットがたくさんあるいすみを写真で町おこし。
松田文さん:大原出身のつげ義春で町おこし。即興でウクレレの弾き語りをしてくれました。
石川雄輝さん:狩猟・里山体験いよるマインド・イノベーション研修事業を提案。
志賀慶介さん:いのちの大切さを伝える教育事業を提案。
松永康一朗さん:空き家・耕作放棄地および廃材の利活用を提案。
協力隊のプレゼンの後、懇親会が行われました。
テーブルには、地域の食材をふんだんに使った料理が並んでいました。
当日、どれくらいの人に参加していただけるのか心配でしたが、蓋を開けてみると60人前後の地域の方々に集まっていただくことができました。
隊員の配属先にもよりますが、地域の人と接点を作ることが難しい隊員の「地域デビュー」、顔見せやどんなことを考えているのかをお披露目するよい機会となったと思います。
来年には、六本木で「いすみ未来会議」が開かれることも計画しています。
東京の人たちにも、いすみのこと、いすみの地域おこし協力隊のことを知っていただくよい機会になればと思います。
事業パートナーや協力者、出資者などが見つかれば、なおありがたいですね。
(えざき)