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いなかからのお便り -いラ研ブログ-
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いなかからのお便り -いラ研ブログ-

2016年12月

【いラ研ゆく年くる年2016】12月8~10日武蔵野美術大学井口ゼミのゼミ展で3年生が「いすみ活性化プロジェクト」の提案を行いました

12月22日「いすみ市発房総ライフスタイルプロジェクト」最終報告会の前、12月8~10日に、東京・小平市にある武蔵野美術大学キャンパスでゼミ展があり、そこで、いすみ市に合宿でやってきたデザイン情報学科井口ゼミの3年生が、4つのグループに分かれ、いすみを活性化するプロジェクトを考え、発表してくれました。

Aグループ:星空列車の里

いすみ鉄道と国吉駅裏にある「風そよぐ谷」を舞台に、古くなった車両を改装して、レストランや宿泊施設を運営する、という案です。


 

Bグループ:the BANG!

大原にある八幡神社の断崖に大きなメガホンを設置、その中に入って、日ごろ溜め込んでいる「人に言えないこと」を大声で叫んですっきりしてもらおうという企画。
叫び声はbayFMに提供してラジオで流してもらう、叫んだ後に呑むビール「OTAKE BEER」の商品提案などもしてくれました。

 


 


Cグループ:津波シェルターカフェ「たゆた」

大原漁港荷捌場に置いてある津波シェルターにヒントを得て、普段は海に浮かぶカフェとして使い、非常時には津波シェルターとして使おうという提案。


 

Dグループ:テラスイルミネーション

大原椿公園を舞台に、椿が咲いていない時にも公園を楽しんでもらおうと、椿公園をLED照明を使ったイルミネーションでライトアップする提案です。
イルミネーションで使う電気は、太陽光パネルで作った自然エネルギーで賄います。


 

合宿からゼミ展まで1か月しかない中、模型やポスター、パンフなど、さすが美大と思わせるクオリティのものでした。
楽しみながら作ってくれていたのだろうなというのも伝わってきて、企画の面白さと相俟って、楽しませていただきました。

3年生の皆さん、素敵な提案をありがとうございました。

(えざき)

【いラ研ゆく年くる年2016】12月22日「いすみ市発房総ライフスタイルプロジェクト」最終報告会を行いました

12月22日(木)、東京の赤坂ミッドタウンにある武蔵野美術大学デザインラウンジで、「いすみ市発房総ライフスタイルプロジェクト」の今年度最終報告会を行いました。

まず、11月3日に行った大原漁港でのファッションショー「DEN」について、武蔵野美術大学の板橋さんからご報告がありました。

続いて、井口先生から井口ゼミ4年生によるいすみ市民インタビュー会とライフスタイル提案についての報告がありました。

そして、井口ゼミ3年生によるいすみ市でのゼミ合宿とそれを受けていすみを活性化するプロジェクト提案が、4つのグループから行われました。

合宿から発表まで短い期間であったにも関わらず、企画も面白く3年生にしては完成度の高い提案が行われたと思います。

途中で、太田いすみ市市長が合流され、挨拶をされました。
武蔵野美術大学とは、末永くお付き合いさせていただきたいということでした。

そして、株式会社コンセントから、昨年度からこれまでの活動の経緯の説明と、12月8日に行った「いすみ未来会議」の報告がなされました。

最後に、今回のプロジェクトの協議会メンバーである、いすみ市の早川参事、いラ研の高原理事長、コンセントの長谷川社長、武蔵野美術大学の今泉教授から挨拶がありました。

報告会の後、懇親会が行われました。
懇親会では、このプロジェクトで作成しているいすみ市のプロモーションビデオの試写が行われ、制作者である石井・パヴェル夫妻も登場し、乾杯の音頭を取っていただきました。

今年度の事業としてはこれで終わりですが、年が明けてから、デザインラウンジで「いすみ未来会議」が行われる予定であるなど、形を変えてまだまだ続きそうな「いすみ市発房総ライフスタイルプロジェクト」です。

(えざき)

【いラ研ゆく年くる年2016】10月22日薪ネット主催の「親子で楽しむ山仕事・森遊び体験」に参加、協力しました

10月22日(土)9時半から行われたいすみ薪ネットワーク主催の「親子で楽しむ山仕事・森遊び体験」に参加、協力させていただきました。

地球環境基金事業「いすみ地域における森里川海の一体型環境保全活動による里海の維持」の一環で、今回の里山の保全活動に必要な備品などの購入をお手伝いさせていただきました。

今回のイベントでは、移植シャベルを使って簡単に山林を保全するやり方を、高田造園設計事務所の高田宏臣さんに教えていただきながら、実際に山林の中に入っていって、保全活動を行いました。

午前中は、山道の階段の作り方、谷津を荒れさせないようにするための水路づくり溝掘り、穴掘りなどを実演を交えながら教えていただき、我々もやってみました。

菌糸類と木の根をうまく絡ませるように、地面を調整するのが、コツのようでした。

昼食は、地元で穫れたイノシシの肉を使った豚汁をはじめ、いすみ薪ネットワークといすみプレーパークの会の皆さん手作りの料理をご馳走していただきました。

午後は、尾根の登って、杉の皮剥ぎなど間伐のやり方を体験しました。

子ども連れの家族も結構いらしていて、30人前後の方が参加されていました。
山林の保全というと、たいそうなイメージがありましたが、やってみると意外と簡単で、ガーデニング感覚でできることがわかり、面白かったです。

庭造りや畑づくりにも役立ちそうでした。

(えざき)

※このブログの記事は平成28年度地球環境基金助成金の助成を受けて作成しました。

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