お待たせしました。これまで、小出しにしておりましたが、「ちばのWA地域づくり基金」さまの採択、寄付募集の公開を受けて、いラ研の新規事業をご案内いたします。
これまで、行政区域を超えた広域活動として、房総スターマーケットを実行委員会の1メンバーとして取り組んできましたが、その第2弾の取り組みとなります。
今回は、館山市で移住定住促進活動をされているNPO法人おせっ会、鴨川市で情報発信をされているかもナビ実行委員会、いすみ市で文化活動をされているいすみ現代文化振興会との広域連携による事業です(協力:天津神明宮)。
いラ研はこれまでいすみ市の行政区域の中で情報発信をしてきましたが、巨大な人口を抱える東京圏への情報発信力を高めるために、同じ課題に取り組んでいる他地域の団体さんと協力して、房総の魅力を伝えて行くことにしました。
「房総ジャンボリー」という名前は、おせつ会の理事長・八代健正さんの発案です。
「房総ジャンボリー」は、次の3つの取り組みからなっています。
1.房総暮らしを楽しむイベントをつなぐ運動
具体的には、「房総ジャンボリー」マークを使い合い続けることで、東京圏、他地域から房総を見た時に「あれっ?このマーク、どっかで見たぞ」感を作り出し、「房総」のイメージを発信していきたいと思います。「房総暮らしを楽しむイベント」のブランドづくりと言ってもいいでしょう。
この運動自体は、フライヤーやwebにマークを使い合うことだけですので、「ちばのWA」さんの寄付事業の対象とはしていません。
これまで、細々とやって来ましたが、この運動ももっと広げていきたいと考えています。
また、webをベースとして、共通の情報発信プラットフォームも用意していこうと考えています(参考:FBページ試験運用中)。
2.シンボルイベントとしての「房総ジャンボリーLive」の実施
房総暮らしを楽しむイベントをつなく運動のシンボルイベントとして、「房総暮らしを楽しむ人のための、房総在住アーティストによる 房総ジャンボリー Live」を実施していく予定です。
会場となるのは、今回の広域連携の中心地点となる鴨川・天津神明宮という歴史ある神社です。
まずは、お試しとして今度の日曜日、4月5日に房総スターマーケットの軒先を借りて「Live.0」を行います。
本番の「Live.1」は、10月25日(日)、天津神明宮の20年に一度の行事、式年鳥居木曳祭の締めくくりのイベントとして開催予定です。
このイベントの実施費用を、「ちばのWA」さんの寄付活動から調達していきます。
3.房総暮らしの楽しさをアピールするパンフレットの作成
かたちに残るものでの情報発信を、ということで、房総暮らしの楽しさを紹介するパンフレットを作成し、東京圏の方々に配布する予定です。
このパンフレットの制作・印刷費用も、「ちばのWA」さんの寄付活動から調達していきます。
以下、「ちばのWA」さんサイトからの引用です。
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地域の文化的魅力を発信する場をつくり、房総に暮らす人たちの融合をめざす「房総ジャンボリー」
長年その地域で暮らしている人たちが持つ知恵や文化により、若者や移住者による新しい発想をつなぐ場を広域でつくります。
◆事業の目的
いすみ市をはじめ、房総半島の郡市町村は、慢性的な人口減少に直面しています。
日本創成会議が発表した「消滅可能性896市町村リスト」では、房総半島のうち、圏央道の外側の地域が特に厳しい状況にあると指摘しています。
いすみ市においては2009年「いすみ市定住促進協議会」が組織され、他地域からの移住・定住促進活動の取り組みが行われています。
私たち「いすみライフスタイル研究所」は、2010年度から「いすみ市いなか暮らし情報発信事業」を受託し、市や協議会と協力し、移住定住促進に向けて活動を続けてきました。こうした官民協働の取り組みの成果もあってか、就業者人口の減少には歯止めがかかってきているのですが、まだ自然減を食い止めるほどにはなっていません。
これはいすみ市だけの問題ではなく、近隣の市町村にも同じことが言えます。 これからは行政主導の取り組みに加え、誰よりも地元の将来を案じている人たちによる、地域の資源や魅力の発信を継続していく必要があると考えます。
◆事業の概要
地域住民と移住者との間にある壁を取り払い、地域ににぎわいを取り戻すため、この地域に住む人たちによる「今の暮らしを楽しみ、進んでそのことを表現していくこと」、地域をつなぐイベント「房総ジャンボリー」を開催します。
世代を超えて無理なく、だれもが楽しむことができるという点で効果的なものは「文化活動」です。古くから地元に受け継がれている文化や芸能から、都会的感覚、国際的感覚あふれる音楽や芸能までを体感できる場として実施していきます。
第1回は10月25日、800年以上の歴史を持つ地域のシンボル「天津神明宮」の境内で開催。館山市のおせっ会、鴨川市のかもナビ実行委員会、いすみ市のいすみ現代文化振興会、いすみライフスタイル研究所が連携して企画運営します。
また、シンボルマークを共有して使い合うことで、地域をあげてこの活動を盛り上げていきます。 「房総暮らしを楽しむ」をコンセプトに開催されている他のイベントとも連携し、地域の魅力を発信し地域交流の活性化を図ります。
【寄付金の使途】
①「房総ジャンボリー」企画運営・開催費用
②イベントを告知するためのフライヤー2万枚やポスター100枚を作成する。
③房総暮らしのパンフレットを2万部発行する。 イベントの広報時に配布することで「観光」とは異なる地域の魅力を伝えていきます。
◆今後の活動予定:
4月5日(日)10:30~16:00天津神明宮(鴨川市天津2954)にて「房総ジャンボリーLive.0」を開催。
10月25日(日)「房総ジャンボリーLive.1」を開催します。
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今回、事業費を捻出するために、寄付という行為を選択しました。
普段応援いただいている皆さまには、誠に申し訳ございませんが、我々のこの広域での取り組みに対して、寄付というかたちで、さらに応援していただけるとありがたいです。
採択は1年間となっていますが、継続して申請をし、地域に根差すまで、何年でも続けられる限り続けていきたいと考えています。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
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房総暮らしを楽しみ、大切にし、地域に根差した活動をする人々が集結しました。
地域の文化的魅力を発信し、様々つながりあう機会である「房総ジャンボリー」は、イベントの開催にとどまるものではなく、活力ある地域の創造をめざし具体化していく活動です。
様々な課題を抱えるこの地域にはより多くの皆様のお力が必要です。「房総ジャンボリー」を通じ、心躍る「房総時間」とそこから生まれる「今」とつながる「未来」を共にお楽しみ頂きたいと強く願います。
「皆様、お一人お一人が楽しむ活力ある房総地域の創造」への投資として私達の新たなチャレンジ「房総ジャンボリー」への寄付をどうぞよろしくお願いいたします。
(NPO法人いすみライフスタイル研究所理事長 高原和江)
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(えざぴ)