昨年に引き続き開催しました「手前味噌を作ろう会」
「手作り発酵食」のブームもあって、いすみ郡市周辺参加者を中心に15名で開催いたしました。
2年目の今回はなるだけ自分達で作業することを心がけ
(みさき味工房は設備が整っていて、下手すると手作業がない・・・)
<第一行程>
味噌の煮炊きは大釜でコトコトと。
基本は昨年、味噌作りを教えてくれた「時田のおばあちゃんの味噌作り」
上の写真は大豆の煮加減をみているとこる。
親指と薬指の力加減でつぶれるくらい柔らかく煮たものを味噌には使います。
手前では一生懸命、マッシャーで大豆を潰しています。
機械だとあっという間なのに、手でつぶすを20倍くらいのエネルギーと時間がかかりました。
奥では塩と糀を混ぜたものに、機械でつぶした大豆を合わせていきます。
今回は米15kgから16.5kgの糀+大豆14kg+塩6kg(13%の塩分濃度)で仕込みました。
<第ニ行程>
全部がまんべんなく混ざったところで、味噌玉に丸めていきます。
この作業のポイントは「空気を抜くこと」まず丸めて、空気を抜き、その後荒熱をとって
樽に詰めていきます。
手がたくさんあるから作業の早いこと、全部で30本の手がにょきにょき。
あっという間に!こんなにできました。
そして、みんなで「えいや!」っと力いっぱい樽めがけて投げいれます。
ストレス発散が目的ではなく、これも空気を抜くためにやっています。
空気が入ったままだと、カビの原因になって熟成によくありません。
なんだかみなさん、この作業は率先して参加されていました。
味噌玉を持って、皆さん待機しています。。。
ストレス発散・・・いや、きれいに樽に味噌詰めが終わりました。
塩で蓋をして、さらに重しをして、蓋をして出来上がりです!
今回参加していただいた方で味噌樽にメッセージを書きました。
味噌に心が伝わって、おいしいお味噌にな~れ!
この後、参加者に作っていただいた1年熟成の味噌(去年のWSで仕込みました)で作る味噌汁といすみ米のごはん、パラダイス軒のおかずを一緒に楽しい、おいしいお昼ごはん。
みんなでわいわい作るから、こういう作業は楽しいですね。
自分達の食卓に上るものを手作り。それも楽しみながら作るから、きっとおいしいお味噌ができる。
毎年恒例のイベントにしていきたいですね。
ところで、大豆作りからしてみたい方はいますか?
大豆畑を貸してくれる方はいませんか?
大豆作りを率先して、引き受けてくれる方はいませんか?
目指せ!来年は大豆から作る味噌作り!
乞うご期待!
(みほ)
投稿日時 : 2013年3月5日 11:49
カテゴリー :
イベント報告