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いなかからのお便り -いラ研ブログ-
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いなかからのお便り -いラ研ブログ-

いすみの風景

大沢昌助資料室ナギサ 2016年8月の展示

8月ナギサの展示のご紹介です。
今月も夏にちなみ、青系のさわやかな色調の作品が展示されています。

左上:「しずく」コラージュ、1992年(89歳)
右下:「無題」水彩、1970年代(70歳代)

————–
左:「地平線」水彩、1990年(87歳)
右:「青の像」油絵、50号、1993年(90歳)
練馬区立美術館追悼展出品
練馬区立美術館生誕100年展出品

————–
左左:「ソフトライン」油絵、30号、1991年(88歳)
左中:「白い線」オイルパステル、水彩、1991年(88歳)
右中:「よこたわる」水彩、1973年(70歳)
右右:「青い線」水彩、1990年(87歳)
 練馬区立美術館・米寿記念展出品

————–
左上:「青の像」油絵、3号変形、1995年(92歳)
真中下:紙パレット、1991年(88歳)、常設展示
右上:コラージュ、1992年(89歳)

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※大沢昌助オリジナル版画集を500円(送料込)でお分けしております。ギャラリーアルカディアまでお申し込みください。
〒299-4622 千葉県いすみ市岬町押日163-3

先生のコレクションが練馬区立美術館に多いのは、先生がお住まいだった大田区に美術館がなかったこと、当時の練馬区立美術館の学芸員の方が、見識が高く、区内の作家に限らず、日本全国の優れた作家、作品を集められました。その中に先生の作品がたくさん含まれていたためです。

80歳を過ぎてからも、ますます活き活きとした作品を描き続けられ、息をするように自然体で絵を描かれた大沢先生の作品を、間近にご覧になりたい方は、ぜひお越しください。

◆大沢先生のオリジナル版画をまとめたパンフレット好評です。
このパンフレットに掲載されている作品は、練馬区立美術館にコレクションされており、現在もお買い求めいただくことができるものです。興味のある方は、大沢昌助絵画資料室ナギサ/ギャラリーアルカディア(0470-87-9379)までお問い合わせください(版画購入の際、返品は不可)。
又、資料室を見学にいらした方には版画集をさしあげます(A4 、16ページ、300円)。
大沢先生の絵は、多くの美術館だけでなく、資生堂やキヤノン、SANYO(三陽商会)などの企業からもコレクションされています。東京の画廊の方もよくいらっしゃるそうで、美術好きの方、絵の勉強をされたい方は資料室へぜひ足を運んでみてください。
また、大沢先生がいすみの海を描いた「海景」という題の版画の絵葉書ができました。100円です。

大沢先生が描いたいすみの風景画の絵葉書、この他にも作るそうですので、お楽しみに。

(えざき)

■「大沢昌助絵画資料室 ナギサ」概要
日本の洋画界を代表する大沢昌助先生(1903-1997)の作品を中心に、
他の作家さんの陶芸作品などを展示しています。
美術の専門家だけでなく、次の時代を担う子供たちや若者たちにも、
ぜひ心の目で作品に触れて欲しいと願い建てられた、小さな六角形の資料室です。
作品:学生時代より93 歳まで収蔵。毎月展示替。
常設:油絵(美術館レベルの大作含む)、水彩、デッサン、版画、コラージュ、
絵付け陶器作品を20 点以上常設展示。
公開:12:00-17:00、水曜・休、要・予約。
料金:大人500 円(月何回でも入室可)、学生無料。
大沢昌助絵画資料室ナギサ/ギャラリーアルカディア
Tel&Fax 0470-87-9379
http://osawashosuke.com/

岬中学2年生3人が職場体験に来てくれて、「長者商店街お買い物マップ」を作ってくれました。

8月25日(木)、26日(金)の2日間にわたって、岬中学2年生の3人が職場体験でいラ研を手伝いに来てくれました。

昨年に続いての職場体験受入れなのですが、昨年は1人だったのですが、今年は3人も来てくれました。
今回の職場体験では、昨年、長者商店街に事務所を移してからずっと気になっていた「長者商店街お買い物マップ」づくりを手伝ってもらうことにしました。

いラ研事務所はクーラーがなく、中学生が日中過ごすには可哀想でしたので、作業場を長者マートに移し、にわか作りの「長者新聞社」編集室、オープンです。

●1日目
まずは、いラ研のチーズマップ、パンマップを作ってくれたどらちゃんが、直々にマップの作り方を伝授しました。とても和気あいあいと打ち合わせが進みます。

そして炎天下の中、生徒さんたちは、お店を取材してまわりました。
長者新聞社編集室は冷房が効いていたのですが、外は暑いのにもかかわらず、頑張って歩いてくれました。

いラ研理事長の高原も取材を受けていました(事務所の中は、サウナみたいに暑かったです)。

●2日目
2日目は、1日目に作成した下書きをもとに、清書に取りかかります。
1日目に都合で来れなかった生徒さんも合流し、3人で作業を進めます。

3人の中に、パソコンが得意な生徒さんがひとりいたので、取材した内容をワープロで打ってもらいました。
また、残りの2人は、マップを仕上げていきます。

そして、中学生らしい、かわいいマップを余裕で完成させてくれました。

今回、「長者商店街お買い物マップ」を作ってくれた岬中学2年生のみんなです(生徒さんの顔の掲載は、親御さんと学校の許可を得てあります)。

彼らが作ってくれたマップは、体裁を整え、印刷したりホームページでご紹介したりする予定です。
お楽しみに。

(えざき)

千町保育所跡地の新しい活用提案「ちまラボ」いただきました

毎年いろんな大学の研究のお手伝いをさせていただいていますが、昨年度、卒業研究で千町保育所跡地を題材にしていただいた千葉大工学部樋口孝之研究室4年生(当時)小副川玲奈さんの研究結果がまとまり、公開して差し支えない資料が届きましたのでご紹介させていただきます。

研究の時には、事務所をはじめ、「いすみライフマーケット in ちまち」や「あつまんべ市」、星空の家などを取材され、市民の方何人かにインタビューもされていたようです。
いラ研は、取材に必要な情報の提供や案内などをさせていただきました。

研究成果は、「空間提案 地方の魅力を活かした働き方のできる新しいワークプレイス「ちまらぼ」の提案」としてまとめられ、「いすみの魅力」抽出から千町保育所跡地の具体的な空間提案を考えてくださいました。

5月25日に樋口先生、後輩の学生といらっしゃり、研究の説明と作成した模型を見せてくださいました。

普段「ちまちマ」で使っている千町保育所跡地を、素敵にリノベーションしてくださいました。

模型は、3Dプリンターも使って作ってあり、かなり精巧に作られており、びっくりです。

研究資料ダイジェスト版は、以下の通りです。
興味のある方は、こちらからPDFのダウンロードをどうぞ。

(えざき)

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