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いなかからのお便り -いラ研ブログ-
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いなかからのお便り -いラ研ブログ-

いすみの風景

【いラ研ゆく年くる年2016】11月24日峰谷集落で「イノシシによる農作物被害のない地域を作る」保全活動勉強会第2回を行いました

10月25日(火)に行いました地球環境基金事業「いすみ地域における森里川海の一体型環境保全活動による里海の維持」の保全活動勉強会「イノシシによる農作物被害のない地域を作る」の2回目を、11月24日(木)9時半から行いました。

今回も、房総野生生物研究所の手塚幸夫さんに、いろいろとお骨折りいただきました。

前回は、仲谷淳さん(中央農業総合研究センター)のお話しが中心だったのですが、今回は集落の方々も積極的にも参加していただき、また、千葉県の有害鳥獣対策担当の方や集落以外の方々にも参加していただき、少し趣も異なりました。

まず、「みねやの里」の皆さんから、イノシシ対策をどうしたいのかご意見をいただきました。
続いて、市の農林課の池田さんから、市や県で有害鳥獣対策のために用意できる助成金・補助金の説明がありました。
それらをうけて、仲谷先生の方から、具体的な進め方、注意点などのコメントがありました。

これから、新田野集落と同様、具体的に集落の地図(図面)にイノシシの被害の状況をマッピングして、どのように対策を行っていくのかの具体的な検討に入り、保全活動を開始する予定です。

また、千葉県では、今回のこの集落単位での有害鳥獣対策の取り組みを評価され、来年度に県内他地域への展開を推進することを検討されているそうです。
さらに、隣町の一宮町や御宿町でも、仲谷先生をお呼びしてイノシシ対策に乗り出すそうで、私たちの活動が、周囲に評価されていることを、うれしく思います。

(えざき)

※このブログの記事は平成28年度地球環境基金助成金の助成を受けて作成しました。

【いラ研ゆく年くる年2016】9月29日「SATOYAMA & SATOUMISATOYAMA & SATOUMI 秋キャンプ IN いすみ」のキックオフイベントを「みねやの里」で行われました

10月10日(月・祝)に岬ふれあい会館で行われた「SATOYAMA & SATOUMI 秋キャンプ IN いすみ」のプレイベントとして、9月29日(木)午後に菜の花の種植えが行われました。

ハロプロのタレント、カントリー・ガールズの森戸知沙希さんとLoVendoЯのボーカル・岡田万里奈さんが、市内の農業組合法人「みねやの里」を訪れ、菜の花の種植えを行いました。

いすみ産の種のほか、国際宇宙ステーションに搭載され、一度宇宙まで行った「宇宙 菜の花」の種も蒔いていました。

このイベントには、太田市長も出席されていました。

この菜の花は、「みねやの里」で栽培され、ハロプロのタレントさんが収穫に来て、その模様は来年3月25日(土)、26日(日)に幕張メッセで行われるイベント「SATOYAMA & SATOUMIへ行こう2017」で紹介されるそうです。

いラ研では、いすみをできるだけたくさんの人に知っていただくために、現地協力団体として、ハロプロのこのSATOYAMA & SATOUMI movementに協力しています。

このイベントについて、詳しくはこちら>>
『SATOYAMA & SATOUMI 秋キャンプ IN いすみ』のキックオフイベントにカントリー・ガールズ森戸 & LoVendoЯ岡田が登場 菜の花の種植えにチャレンジ

(えざき)

【いラ研ゆく年くる年2016】12月8日「いすみ未来会議」を行いました

「いすみ市発房総ライフスタイル・プロジェクト」の一環として、12月8日(木)18時より「いすみ市農村環境改善センター」にて、「いすみ未来会議」を行いました。

この「いすみ未来会議」の目的は、いすみ市にやってきた「地域おこし協力隊」の定着を後押しすることです。
いすみ市には現在13名の地域おこし協力隊員が所属しています。

彼らは、自分なりの問題意識を持って、いすみ地域の活性化に役立つ活動をしたいと応募をして総務省から3年間以下の期間限定で派遣されてきた人達です。

せっかくいすみに来てくれた彼らに、この地域で何らかの役割と活動の基盤を見つけ出し、協力隊の任期が終わった後もいすみで暮らしてもらいたいという考えから、このプロジェクトはスタートしました。

今回の会議を開催するにあたっては、東京のデザイン・コンサルティング会社コンセント社のPub_Labチームといすみ市の地域おこし協力隊が中心になって活動。SkypeやSNSを使ってやり取りをしながら、企画から実施計画までを作っていきました。

今回は、地域おこし協力隊の面々がどういうことを考えているのかの、そして、事業アイデアをすでに持っている隊員には、その事業アイデアのお披露目をしていただきました。

当日は、太田市長、上島副市長、早川参事の御三方にもご出席いただきました。

太田市長の挨拶。

地域おこし協力隊の発表者は、7人でした。
発表の順番を緊張した面持ちで待つ、皆さん。

水之江豊さん:いすみをチーズの街としてPR。

大竹真さん:竹炭研究会を立ち上げたばかり。竹で環境保全と街おこし。

草原学さん:撮影スポットがたくさんあるいすみを写真で町おこし。

松田文さん:大原出身のつげ義春で町おこし。即興でウクレレの弾き語りをしてくれました。

石川雄輝さん:狩猟・里山体験いよるマインド・イノベーション研修事業を提案。

志賀慶介さん:いのちの大切さを伝える教育事業を提案。

松永康一朗さん:空き家・耕作放棄地および廃材の利活用を提案。

協力隊のプレゼンの後、懇親会が行われました。
テーブルには、地域の食材をふんだんに使った料理が並んでいました。

当日、どれくらいの人に参加していただけるのか心配でしたが、蓋を開けてみると60人前後の地域の方々に集まっていただくことができました。

隊員の配属先にもよりますが、地域の人と接点を作ることが難しい隊員の「地域デビュー」、顔見せやどんなことを考えているのかをお披露目するよい機会となったと思います。

来年には、六本木で「いすみ未来会議」が開かれることも計画しています。

東京の人たちにも、いすみのこと、いすみの地域おこし協力隊のことを知っていただくよい機会になればと思います。
事業パートナーや協力者、出資者などが見つかれば、なおありがたいですね。

(えざき)

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