海外は、ブータン・韓国・フィリピンより
生物の多様性を育む農業に取り組まれている自治体や部会
企業、団体、個人など、数多くの方々がご出席くださり、
本会議では、各国、自治体の報告をはじめ
5つの分科会にわかれての実践報告など行われ、
生物の多様性を育む農業(ICEBA)のめざすもの、
「生物多様性を基盤とした地域循環型の農業技術の確立と
その国内および国際的な普及の実現」として、
5つの目標も掲げられ、確認されました。
第13回日韓田んぼの生き物調査交流会を通じ、学んだこと
夷隅小学校の5年生の皆さんは、田植えをし、
生き物観察をしている田んぼで、この後も稲刈りし、
そのお米を食べるなど、1年通じ学んでいきます。
難しいとか、身近ではないという声も聞こえ、
課題の1つとしても話題になりましたが、
教育ファームで学んだ子どもたちは、
難しいではなく、ワクワクし、身近なこととして、
いつも学校給食で食べている
多くの生き物とともに暮らし、
その生き物が育むお米などを食べ、私たちもともに生きる。
そうした生物の多様性を育む農業の実践は
容易なことではありませんが、各地で取り組みが進められており、
いすみ市でも、市内の小中学校の給食全量、
地元産の有機米に切り替えることができました。
重ねてくださる皆様を誇りに思うとともに
私たちもできることをと思います。
なお、今回、NPO法人いすみライフスタイル研究所では、
「来て・見て・味わう いすみのせいぶつ文化たようせい」
と題しての農業現地見学や里山・里海・オーガニックライフなどの市内ツアー、
パネル展示・物産販売・映画上映会
いすみ市の農林課の皆様や協議会ならびに委員会
そして、またこれからが、
さらなる取り組みにむけてのスタートです。
自然と共生する里づくりは、まちづくりでもあります。
国際会議の様子は、随時、関係各所にて報告もあるかと思いますが、
いラ研でも、今後ご紹介させていただきますので、
投稿日時 : 2018年7月24日 00:22
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