「ふるさとプロボノin里山漁村プロジェクト」の成果物、「いすみオーガニック?何それ?」パンフレット公開します。レポートも最終回公開されました。
農林水産省「人材交流・ビジネス支援対策」事業の一環として、認定NPO法人サービスグラントさんが実施されている「ふるさとプロボノ in 農村漁村」に、いラ研もお世話になりました。
課題として相談させていただいたのは、いラ研がこの数年間、地球環境基金の助成を受けて行ってきた事業と密接に関係してきたいすみ市での大きな流れのひとつを紹介するパンフレットを作成することでした。
この流れとは、いすみ市が策定した生物多様性戦略を実現するために組織された「自然と共生する里づくり連絡協議会」の延長線上にある、いすみ市でのオーガニック農産物の生産と消費の循環を作る活動のことを言います。
市内のオーガニックに関わる取り組みは多岐にわたり、行政、NPO の他に農業の生産者や市民活動をしている方々も多数参加しています。それぞれが魅力的な活動をしていますが、それらを紹介していく場が、まだまだ少ない。
学校給食の有機野菜、有機米化について問合せが増えるなど、地域外からの関心は高まっている一方、オーガニック化への取り組みを知らない市民も多く、地域内の周知と巻き込みを進めたいと考えています。
そこで、「いすみオーガニック」という名の活動として総称し、その活動を紹介するパンフレットを作成することで、市民を中心に、行政、NPO、農業生産者、学校なども参加し、地域ぐるみでこの活動が進められていることを市内外にアピールし、市のシティプロモーション、移住定住促進にも繋げていきたいと考えました。
また、地域内外にこれらの活動に取り組む人々をパンフレットで紹介し、知ってもらうことは、その人たちのモチベーションアップにもつながると考えました。
2020年10月からスタートしたパンフレットづくりのプロジェクト、6人の都市生活者方々が、プロボノメンバーとして、ご自身の仕事を持ちながら空いた時間を活用して、ボランティアで参加してくださいました。
空いた時間と言っても皆さん、20代~40代の働き盛りの方々ばかりですので、もちろん、普通に働いていても多忙な方々であるにも関わらず、仕事から帰宅した夜ばかりでなく、休日の時間を割いてこのパンフレットづくりを行っていただきました。
「いすみオーガニック」と一言で言っても、明確な推進母体や目標があるわけでもなく、パンフレットとしてまとめるのも簡単ではなかったと思います。
プロボノメンバーの皆さんの大奮闘の模様は、以下のドキュメンタリー・レポートからご覧いただけます。
https://furusato-probono.jp/reports/isumistyle-report-1/
https://furusato-probono.jp/reports/isumistyle-report-2/
https://furusato-probono.jp/reports/isumistyle-report-3/
https://furusato-probono.jp/reports/isumistyle-report-4/
メンバーの皆さん、本当にありがとうございました。
プロボノメンバーに作っていただいた「いすみオーガニック」のパンフレット、以下からダウンロードできます。
(えざき)