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いなかからのお便り -いラ研ブログ-
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いなかからのお便り -いラ研ブログ-

広域連携・房総ジャンボリー

千葉大学 国際教養学部必修科目「地方創生論」でいラ研の活動紹介させていただきました。

千葉大学では、2016年度に国際教養学部が新設され、
今年度2年生になった学生さんたちの必修科目で「地方創生論」
という講義が始まりました。

地方創生や地域社会、地域の組織などに関する講義のあと、
実際に地域で活動をしている事例紹介をしていくということで、
今回、講義ご担当の千葉大学文学部 教授 清水洋行先生より
いラ研にお声がけをいただき5月15日(月)千葉大学にて
いラ研の活動をお話しさせていただきました。

新設された国際教育学部の校舎は、内がリニューアルされ、
とってもきれいでした。前のスライドを移す壁は、板書もでき、
後ろには、左右にモニターがついていました。

そこにいラ研のスライドが映し出された様子には、うれしく思いましたし、
必修科目である「地方創生論」の講義で紹介させていただけたこと
とても光栄に思いました。

今回は、地域でのいラ研の活動内容を話してほしいとのご依頼でしたので、
いラ研の設立経緯から、メンバーについて
活動内容とそのポイントなどをお話しさせていただきました。

学生の皆さんは、前を見て話しを聞いてくれたり
まるで記者さんのように、話を聞き、すぐにパソコンを打ちメモをしたりして
関心をもてくれている様子は伝わってきました。

でも、どの程度伝わり、どんな風にとらえてくれたかな?と思いましたが、
質疑応答では、普段の授業では、手を挙げて質問をする学生さんは
あまり多くないようですが、数人の学生さんから手が上がり、
しっかり聞いて、また考えてくれていたことがわかりました。

 

また、地方から千葉大へ進学している学生さんが多いようで、
授業の感想にも、

・出身地域のことと照らし合わせて考えていたり、
・いラ研の活動内容を聞くまでは、理想論のように思っていたことも
実際に活動している人たちがいることを知ることができたこと。
・NPO法人としてのいラ研の活動内容の多さ、領域の広さ、
様々なメンバーが関わっていることなどへの驚き。
・人口減少が進む中、若い人が出て行ってしまうことに対し、
出ないようにと考えがちだが、一度外に出てみるとよく、
外を見たからこそ気づくこともあり、また戻ってきてくれればよいと
いう考え方が印象深かった。
・いすみに行きたくなった。などなど
様々な感想を書いてくれていました。
「地方創生」と言っても、まだ20歳前の学生さんにとっては、
この時代に初めて始まったように思えたり、
地方創生という学問があるのか?など、
わかりづらく、とらえきれていなかったりもするようですが、

地域で実際に行われている活動や活動している人々や団体の存在を知ったことで、
疑問に思っていたことが理解できたり、
新たに知ったことなども多かったようです。

未来を背負う若い皆さんのお役に少しでも立てていればうれしく思います。
また、これをきっかけに、学生の皆さんのアイデアもいただきながら、
共に取り組めることがあればと思いました。

国際教養学部 2年生の皆さんありがとうございました。
私たちも皆さんの感想が活動の励みとなり、また力をいただきました。

 

現在、「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)」でも
千葉大学と連携をさせていただいていおり、現在もいすみに興味をもち
プロジェクトに参加しくれている学生さんたちもいますので、
いろいろとつながってくるとよいなと思います。

 

清水先生とは、ちばのWA地域づくり基金を活用した取り組み
お世話になり、いすみご出身ということもあり、今回も
貴重な機会をいただきました。
先生ともお話しする時間がとれ充実した時間となりました。
ありがとうございました。
今後ともどうぞよろしくお願いします。

(かずえ)

NHKエデュケーショナル・秋満吉彦プロデューサーの本「仕事と人生に活かす『名著力』第2部飛躍編」でいラ研をご紹介いただきました。

2013年の春にいすみ地域でロケが行われ、10月にNHKのBSプレミアムを皮切りに放送された千葉発地域ドラマ「菜の花ラインに乗りかえて」
覚えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

このドラマについては、フィルムコミッションの域を超え、ドラマ制作のブレインとしていラ研は協力させていただきました。
この時の活動を評価してただき、第19回「NHK地域放送文化賞」もいただきました

その時のプロデューサーをされていたNHKエデュケーショナルの秋満吉彦プロデューサーがこの3月に本を出版されました。
「仕事と人生に活かす『名著力』」(生産性出版)。

この本の第2部飛躍編で、4ページにわたっていラ研のことをご紹介してくださっています。

「本当に高い意識を持った地域の人たち」、通常では例をみないドラマ制作のブレインとしての参加、「彼らなくしてはありえなかったドラマ制作」と、とてもありがたい評価のお言葉をいただきました。

私たちいラ研は、少子高齢化や人口減少とそれに伴う地域力の弱体化への危機感から、「志」をもって地域活性化のお手伝いをさせていただいていますが、外の方からこのような援護射撃をいただきますと、とても励みになります。

秋満プロデューサー、ありがとうございました。

※参考:菜の花ラインもりあげ隊
http://nanohanaline.com/

(えざき)

山梨県研修遠征2:甲州市移住支援コンシェルジュに対する指導研修

24日(金)の山梨県庁での研修会の翌25日(土)は、朝から「甲州市移住支援コンシェルジュに対する指導研修」に参加しました。

今年の1月27日(金)に、いすみ市に研修にいらした山梨県甲州市(「移住支援コンシェルジュ及び担当職員先進地視察研修」)ですが、今回は24日に山梨県庁での研修に我々が参加するということで、それに合わせて研修の日程を組んでいただき、こちらから出向いていきました。

甲州市役所に集合し、甲州市政策秘書課地方創生推進室の廣瀬さん、笹本さん、甲州市の地域おこし協力隊の石井さん、移住支援コンシェルジュの鶴岡さんに甲州市内を案内していただきました。

◆お試し居住施設
移住促進のためのお試し居住の受け入れ場所として運用される住宅をご案内いただきました。

市民から提供された住宅を改装したばかりでした。
1階に3部屋+キッチン、2階に2部屋ありました。

2階の窓から、遠くに南アルプスが見えました。

まち案内&CAFE つぐら舎
次に、観光センターに勤めていたことがあるという小出順子さんが長年の夢をかなえて作ったまちづくりカフェ、つぐら舎にご案内いただきました。

ここでは、甲州市内の観光情報のほか、地域住民の方々が開催されるイベント情報などを提示しているそうです。

場所は、1月を除く毎月第一日曜日9~12時に行われている「かつぬま朝市」会場の近く。
ちなみに、「かつぬま朝市」は多い時には5000人の来場者があるという市民マーケットだそうです。規模が大きくて、ちょっと想像ができませんね。

甲州市にはワインで有名な勝沼町があり、このつぐら舎も勝沼町にあります。ということで、敷地内には、ぶどうとワインの街らしく、ぶどうの木で作られた「ぶどうトンネル」がありました。
ここでも「つぐら市」というマーケットが、「かつぬま朝市」とかぶらないように行われているそうです。

代表の小出さんにも話を聞くことができました。

勝沼ぶどうの丘
勝沼の観光名所、ぶどうの丘にも案内していただきました。

ここは、宿泊施設、ワインレストラン、温泉、観光案内所などがある複合施設です。また、地下一階には「ワインカーブ」があり200種類のワインが試飲できます。

同行してくれた移住支援コンシェルジュの鶴岡さんが、ワインの説明もしてくださいました。

丘の上にあるので、眺望ももちろん素晴らしいです。

勝沼ワイナリーマーケット(新田酒店)
続いて、美味しい甲州ワインをセレクトして置いてある勝沼ワイナリーマーケットに案内していただきました。いすみで言えば、農産物直販所のようなものでしょうか。
店主の新田正明さんに、今おススメのワインを選んでいただきました。

新田さんは、甲州ワインを紹介する本「本当に旨い甲州ワイン100」も出されていました。

放光寺
1184年に創建された真言宗のお寺だそうです。

このあたり、水路が流れており水車がありました。昔は、これで粉をひいていたらしいです。
まだ水路が残っていますので、小水力発電とかできそうですね。

ちなみに、この方光寺、縁結びのご利益があるそうです。

ABCアドバイザーズ
放光寺から歩いて行けるところに、移住支援コンシェルジュでもある豊岡さん夫妻が経営する不動産と税理士と旅行会社のお店ABCアドバイザーズを訪ね、みんなで記念撮影をさせていただきました。

NPO法人談話室コロボックル
この談話室コロボックルは、「食を通じて心と体の豊かさを追求する」ことをテーマに、自然環境保全や食育、地域コミュニティへの貢献などのとりくみを行っており、活動拠点となる事務所を「談話室」として一般開放しています。山梨県峡東エリアで生産される新鮮な有機野菜や特産品などを素材に、ランチやお茶やお酒を気軽に楽しめるカフェのような施設です。

ここが、移住してきた方々と地元とをつなぐ役割を果たしていらっしゃるそうで、代表の榊原雅樹さんに、施設の概要、成り立ちなどをご説明いただき、意見交換させていただきました。

このあたり、コーヒーが飲めるところが少ないそうで、コーヒーを飲みに移住者から地元の方まで、いろんな方が集まってくるそうです。水曜日定休で、ふだんは11時半から22時まで営業しているそうで、夜も営業していることが、仕事を終えた人達が集まるのによいのかもしれません。

こういうカフェ兼飲み屋が、地域交流の窓口になってくれると、本当に強いなと思いました。

甘草屋敷
旧高野家住宅を改装したもので、薬用植物の甘草(カンゾウ)を栽培して幕府に納めていたことから「甘草屋敷」と呼ばれているそうです。移住支援コンシェルジュの鶴岡さんが、野草の研究をされていることから野草繋がりで案内していただきました。

今回の移動研修、甲州市の皆さんの丁寧な案内で、いろいろと勉強させていただきました。
また、街の成り立ちがいすみとはまるで異なるので、甲州といすみを照らし合わせて、いろいろと考えるところがありました。

甲州市の皆さん、1日、本当にありがとうございました。

参考:甲州ライフ
https://www.facebook.com/koshulife/

(えざき)

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