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いなかからのお便り -いラ研ブログ-
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いなかからのお便り -いラ研ブログ-

研修・視察

千葉大学院生さんが成果報告にいらっしゃいました

昨年度、千葉大工学部デザイン学科の学生さんが、卒業研究のためいすみ市でフィールドワークをされました。
その後、無事に卒業、大学院に進まれたそうで、その挨拶と研究成果の発表に、昨日いらっしゃいました。

今回いらっしゃったのは、千葉大学大学院工学研究科博士課程デザイン科学専攻 コンテクスチュアルデザイン研究室の高橋美倭子と日高瑞穂さん、指導教官の樋口孝之先生の3人です。

高橋さん(写真下)は、サイクリングをテーマにいすみでの観光振興についての提案を行ってくれました。

地域の人たちの車の交通の邪魔をせず、かつ、サイクリストが楽しめるよう、道路状況を色分けしたマップ作成をはじめ、サイクリストの視点に立った提案をしてくれました。

日高さん(写真下)は、市内中原区を中心に集会所(区会所)の利用実態を調査し、コミュニティスペースとしての空間活用の提案をしてくれました。

日高さんは、上総十三社祭りで、御神輿を引っ張るなど区のイベントなどにも実際に参加されたそうです。

また、この日は、日高さんのフィールドワークに協力してくださった中原区区長の高知さんも、発表を聞きにきてくださいました(写真下左:高知さん、右:樋口先生)。

こういうかたちで、学生さん達のフィールドワークや提案をいただけることは、私たちの刺激・発見にもなり、とてもありがたいです。

彼女たちの研究発表内容については、公開しても差し支えないものを別の機会にご紹介・共有できればと思っています。

(えざき)

自然と共生する里づくりシンポジウムに参加しました。

3月7日に岬公民館で、
「第3回 自然と共生する里づくりシンポジウム」が開催されました。

テーマは、
「子どもたちの未来のために、伝えよう豊かな自然、育てよう安心・安全な農業」

「いすみ市の生物多様性と戦略づくり」の話から始まり、
市民のメッセージ、有機稲作講師の稲葉さんとのパネルディスカッションの流れでした。

たくさんの方が興味を持ち参加されていました!!
会場には、小学生の子もいて真剣に聞いていました。

市民メッセージでは、いすみ市だからこそできる里山づくりについてのお話。

里山は・・・田、畑、川、山、人の多様な環境が組み合わせた空間だそうです。

いすみ市は全国のなかでも里山の環境が素晴らしいとのこと!!

かつて、いすみの豊かな生物多様性の中で暮らし、里山の恵みを受け継いで来ましたが、
今では耕作放棄地や放棄林。。。里山だけでなく里海にも影響が出ているのが現状だそうです。

それでも手遅れでないとのこと!!
国の天然記念物の「ミヤコタナゴ」などが昔よりは少なくなってきましたが、
絶滅していないので捨てたものでないと教えてくれる生物がいるのです!

そんな中で、新規就農者の鶴渕真一さんのお話は、とても心強かったです!
自然の感じたこと・人との関わり・稲作への熱い思いが伝わりました。

そして、古沢小学校児童5年生の男の子3名が代表で「僕たち私たちの願い」について発表。
授業でのお米作りや田んぼの生き物観察会をした時の、素直な感想がとても良かったです。

田舎に住んでいるからって自然をよく知っているわけではないと思います。
これからも体験して感じることが一番大切だと思いました。

子どもたちが会議が入ると空気が変わりますね!

だれかがやってくれるではなくて、自分ごとになって考えられる機会はとても貴重な時間になりました。

「いすみ生物多様性戦略」の全文が見れます↓↓
http://www.city.isumi.lg.jp/shisei/machi/cat1445/post_227.html

(うい)

生涯大学校 グループ発表におじゃましてきました。

先日、生涯大学校 グループ発表におじゃましてきました。

以前に、地域活動学部のグループの方がいラ研にヒアリングに来てくださり、
その際のレポートがまとまったととのこと。
その時の様子はこちら→

会場にはすでにたくさんの人がいました。

今回は全部で7つのグループの発表があり、
ヒアリングにいらっしゃった皆様(グループ名:なでしこ楽園)の発表は最後でした。

研究のテーマは「グループリビング」。
1人暮らしのお年寄りやご夫婦など独立した暮らしに不安をかかえる人達が
一つ屋根の下で暮らすという、昨今増えてきている新しい住まい方。

既に神奈川県、東京都では運用をはじめている施設もあるそうで、
まずは、その施設に実際に見学にいった内容を報告。

見学・ヒアリングを通して、特別養護老人ホームとは違う新しい住まい方に興味を持つ一方で、
都会的な暮らし(見学した施設はすべて都市部にあるものでした)ではなく、
自分達の住みなれた町での暮らし方はどのようなことが考えられるのか興味を持っていきました。

そして、共同生活ということでシェアハウス「星空の家」についてヒアリングを実施。
いラ研の体験ツアーやイベント、ちまちマなどに参加し、
地域と繋がりながら暮らすということについて研究を進められました。
実際に、自分達でグループリングを行うのならばと仮説をたて、
地域の交通機関、医療、生活環境についてなどもまとめられていました。

発表の中でみなさんがよく言っていたことで、
「自立して共に生きる」というのがとても印象的でした。

これは、今回研究を進められたみなさまの年代の方だけではなく、
年代問わずどんな方にも当てはまる言葉のように思います。

共同生活だけのことではなく、地域で暮らすことにも当てはまることかもしれません。

「どこかに楽園があると探すのではなく、「自立して共に生きる」ことで人と繋がっていきたい」。

そんな言葉で締めくくられたみなさんの発表は、心に響くものでした。
大変興味深いレポート、発表をありがとうございました。

(ちえぽん)

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