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いなかからのお便り -いラ研ブログ-
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いなかからのお便り -いラ研ブログ-

イベント報告

四街道市『発見!四街道の「いいね!」四街道の魅力を考える 3days』にお招き頂きました。

熱海市、JICAに続き、
昨日は同じ千葉県内、四街道市におじゃましてきました。

平成24年度 地域づくりリーダー養成講座
『発見!四街道の「いいね!」四街道の魅力を考える 3days』。

いラ研の取り組み事例から、
四街道市の魅了を発見し地域づくりに生かす方法を考えるという講座。

初回は、講義形式で開催されました。

四街道市で、地域づくりに関わっていらっしゃる
40名近くの方がお集まり下さいました。

まずは、君塚理事長より、いラ研の活動について発表。

移住ツアーや、情報発信、イベントの企画・運営、
琺瑯商品はじめグッズの販売、空き施設「千町保育所跡地」を活用したマーケットの企画など、
様々な活動についてお伝えしました。

その後、WEBマスターの江崎より、いラ研の情報発信について発表。

3時間の長い時間でしたが、皆さん熱心に聞いて下さり、
色々な質問が出ました。

「イベントのアイデアはどのように出されているのですか?」
「日々の業務についてどうされていますか?」
「スタッフやメンバーを集めるコツは?」などなど。

時間の許す限り、今回お邪魔した5名の理事、メンバーでお答えをしていたのですが、
今回、自分たちの発表や、参加された方の質問を聞いていて、
改めて、いラ研はおもしろい「組織」だなと思いました。

いわゆるトップダウン型のものではなく、
皆がそれぞれ役割を分担していて、
自分のやりたいこと、得意なことを活かし「組織」に属している。

皆で手足を動かして、マーケットの準備、施設の掃除をするし、草刈りもする。
個々を尊重し「やってみたいこと」を皆で応援する。

否定をせずに、懸念事項を判断材料として提供する。

年齢、経験、関わらず同じ目線に立ってくれる。
たぶん、それがいラ研の「組織」としての魅力かもしれないなと思いました。

参加されていた方から「若い人が参加してくれない」という質問がありました。

私は、移住者として、若者として、生意気ながら、
こうお答えさせていただきました。

「楽しそうな大人がたくさんいて、
ここにいれば自分のやってみたいことに挑戦できる、
自分の夢のきっかけが見つかるかもしれない、
理想を現実にできるかもしれない、そう思って関わりたいと思った」と。

まずは、「楽しむ」こと、
「否定」をせずに、聞いてみること、
そして、それぞれの「役割」を考えてみることが、
どんな場面に対しても、大事なことなのかもしれないなと、
色々な方のお話を聞いて、今回、改めて思いました。

今回の研修は2回目は、いすみ市を視察にいらっしゃいます。
四街道市のみなさんに、いすみ市はどう映るのでしょうか。

楽しみです。

(ちえぽん)

いすみの魅力を探せ!<JICA受入れ研修 2日目>

研修2日目を迎えました。

「あるもの探し」と題しいすみ市内を3つのグループ(岬・大原・夷隅)に分かれてフィールドワークします。

さて海外の方はいすみのどんな魅力を発見してくれるのでしょうか?

オリエンテーションを終え、早速出発です!

私が引率したのは「岬チーム」。

ガイドはNPO太東埼燈台クラブ橋本さんにお願いしました。

大高バメ(水門)から出発して飯縄寺まで巡るるルートです。

皆さん、初めて歩くいすみに興味深々です。

立ち止まって観察したり、質問したり。

「畑の作物はどこへどういうルートで販売しているのですか?」

「(耕作放棄地を見て)空き地がたくさんあるように感じるのですが、いラ研で紹介してあげたらいいのでは?

「(小野湖山宅跡と隣の祠を見て)この素晴らしい歴史ドキュメンタリーにして世界に配信してほしい」

など皆さんの柔軟で自由な発想に私も感化されました。

中でも皆さん驚いていたのはこれ!

「カニが渡るから気をつけて!」

これにバヌアツの方が、「私の国もカニが道路を横断している事があるけど、車はそのまま引いていくよ!」

とおっしゃっていました。今回私もはじめて歩いてみて、歩くからこそ発見するモノがあるんだなぁと新鮮な気持ちに。

海外の方からの視点も加わって、いすみの魅力にまた気づけた時間でした。

帰ってきてからは、夕方の発表会に向けての準備開始です!

みな自分の目で見てきたいすみを思い出しながらまとめていきます。

地元の方や市役所の方をお招きして発表会が始まりました。

各グループそれぞれが感じたいすみの「あるもの」

岬チーム

海岸沿いのインフラ整備が素晴らしい(ラオス)
飯縄寺の彫刻が技術的に本当に素晴らしい。我が国には見られないもので感銘を受けた。(ブータン)
庭先に美しい花を植えているのが素晴らしい。空家を見て、素晴らしい家を手放すのはもったいない
我が国では家を買うのは大きなイベント、家族も多いので代々使う(南アフリカ)

大原チーム

日本の布団はシンプルですね。(南アフリカ)
地元の人の温かいおもてなし、豊かな自然にホームシックだった私はホッとできました。(アフガニスタン)

夷隅チーム

国吉駅長くにはらさん、苅谷商店街吉田さん、ボランティア精神が素晴らしかった。
地域のために頑張っているのが伝わってきた。私たちは国や外からの支援に頼りすぎている事に気づいた(シオラレオネ)

商店街に人がいない。人口減少も気になる。私の国は1家族7人くらいが普通だから。(アフガニスタン)

それぞれ本当に素晴らしい氣づきに溢れていた様に感じます。
彼らの心の中に何かを灯せたなら幸せに感じます。

私たちも日本のインフラ整備の基準の高さ、普段何気なく通っている道や場所に深い歴史がある事、
素晴らしい自然環境と豊かな食物に恵まれていること等、「普段当たり前に感じている事が実は当たり前ではないこと」
に気づかせてもらえました。

彼らが祖国に帰って、様々な方面で活躍される事が心から楽しみです。
国境を越えて、人として繋がれたこの2日間に心から感謝です。

また来年も開催して欲しいな~なんて思いながら、また会える日を楽しみにしたいと思います☆

海外の研修員達が発表の時に使った「プレゼン模造紙」を頂きました。
今どこに掲示しようか検討中です!掲示場所が決まったらまたご連絡します。

(しゅうこ)

JICA受入団体:一般社団法人あいあいネット
現地受入協力:NPO法人いすみライフスタイル研究所

海外からお客様が来ました。<JICA研修受入れ 1日目>

先日の静岡の講演会に続き、JICAの研修を受入れました。

アフガニスタン、ブータン、インドネシア、ラオス、シレアレオネ、
南アフリカ、スリランカ、バヌアツより12名の研修員が参加。

国家公務員、地方公務員、NGOスタッフなど、様々な方が
日本に数週間滞在する間の一つのプログラムとして、
「住民主体のコミュニティ開発」をテーマに、いすみ市に研修にいらっしゃいました。

まずは、オリエンテーション。

研修員もNPO理事、スタッフもなんだか緊張しています。

片言の英語と、片言の日本語で、自己紹介をしました。

まずは、バスでいすみ市内を巡ります。

最初に訪れた場所は、太東埼灯台。

太平洋を眺める、景観のきれいな場所です。
「生まれて初めて海を見ました」という方もいらっしゃるほど、
皆さん、興奮をされていた様子。

平日ということもあり、太東埼灯台クラブが管理・運営している売店はお休みでしたが、
掲示物など興味津々。じっくりと見ている方も多くいました。

その後、いすみ市内の大通でもある国道沿線を通過し、大原漁港、大原海水浴場へ。

砂浜を歩き、記念撮影。

興味深かったのは、石を積み上げてつくている堤防に興味を持った方がいたこと。

「自分の暮らす島では、温暖化の影響で水位が上がってきている。
島が沈まないように対策をするにあたって、参考になるかも」と。

なるほど。

私は普段何の気なし見ていたのですが、
新しい視点がおもしろいなと思いました。

その後は、農産物直売所「土楽の里」へ。

売り場を工夫したり、イベントを開催するなど、
最近、様々な取り組みをしている「土楽の里」。

日本にしかない野菜や種など、こちらでも皆さんの興味はつきません。

お買いものをされている方も多くいました。

その後は行元寺へ。
日本のお寺と、彫りものに興味津々。

日本の伝統を肌で感じた様子でした。

盛りだくさんのバスツアーも終わり、いよいよお昼。

今回は、きゃらぶき普及会のみなさんと一緒に太巻き寿司づくりを行いました。

見たことがないことに戸惑いながらも、
それぞれがすてきな梅の太巻きができあがりました。

自分でつくった太巻きとともに、
お母さんたちの手づくり料理を頂きます。

午後からは、いすみ市、いすみライフスタイル研究所の取り組みについて紹介。

多くの質問が飛び交うなど、皆さん積極的です。

「いすみ市の魅力を発信しているのに、どうして有料で事務所を借りているんですか?」
「女性が地域づくりにかかわるメリットはどのようなことがありますか?」
「災害に対しての災害マップは、市民の意見も取り入れでつくられたのですか?」など、
それぞれの国の事情も交えながら、様々な質問がでました。

ちなみに、「はだか祭りに興味があります。参加したいです!」という方がいました!
今年の開催が楽しみですね。

そして、意見交換会。

三つのグループに分かれ、視察団、いラ研メンバーの他、
いすみ市内に住んでいる方も交え、自由に意見が交換されました。

話題は、地域のこと、まちのこと。

「地域の消防団とはどのような仕組みなのですか?自分の国でもやってみたいです。」
「農家の暮らし、漁師の暮らしはどのように違うのでしょうか。」

中でも印象的だったのは、

「いすみ市の方は、自分たちの街がいなかだと言うけれど、私たちの国から見れば、
道路も整備されていて、電気も、ガスも、水道もある場所は都会。」と、研修員の多くから意見として出たこと。

確かに、そう言われると、ここはとても恵まれた場所。
ある意味で生活の基盤がきちんと整っている街。

日本の都会ばかりをみて、「ない」ものばかりを見てしまうけれど、
いろんなことが「ある」街だということに改めて気づかされました。

それぞれ立場や環境によって、同じものでも見方が大きく変わってしまうものなのですね。

最後のプログラムとして、
和太鼓「凪」の練習におじゃまさせて頂きました。

壮観な演奏に、感動している様子。

演奏後は、実際に和太鼓を叩かせていただきました。

みなさん、とっても楽しそうです。

音楽は、世界共通言語なのかもしれないですね。

盛りだくさんの1日目が終了。

2日目は、グループに分かれて地域を巡り、
発見したこと、気になった事をまとめるという内容。

こちらも盛り上がりましたよ。

<つづく>

(ちえぽん)


 

 

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